シライトソウの咲く山里があります。毎年6月に訪ねているのですが、今年はすべての花が咲くのが早いので、あるいはもう咲いているのではないかと思い行ってみました。予想は的中し独特の形の花が見ごろでした。ほかの花と併せて紹介します。
山道へ入るあたりに咲いていたドクダミの花。
毒などではなく生薬として重宝された。葉を火傷や傷に張ると効能あり。
ユキノシタが群生。里では終わっているところもあるがここは盛りだった。
5枚の花弁で上3枚は小さいが赤い斑点があるのが興趣がある。
山道で出迎えてくれたシライトソウ。
ほかの草の間から顔を覗かせている感じ。
ところどころにこのような小群落をつくり数百mにわたり点々と。
くらい日陰にひっそりと。
シライトソウの名前がぴったりと感じられる花である。
イボタノキの花も開花しはじめていた。
ここはかつての信仰の道。その名残が感じられる石仏が立っている。
シライトソウも今年は多く咲いている感じでした。うれしいことです。