気候が暖かくなると渓流が恋しくなります。といっても水の流れが見たいというわけではありません。冬の間は何もないといってもいい渓流ですが、春から秋までは草木の花などや生きものたちが姿を見せるからです。すでに今年は渓流沿いの道を歩いているのですが、別の場所へ行ってみました。
ムラサキケマン。やや日陰の谷沿いに群生していた。
口唇状の花が集まっている。花の先端が紫色。
ツボスミレが点々と。
倒木の下から顔を出したタニギキョウ。
花径1cmくらいの小さな花。
渓流沿いのいたる所に咲いていたサワハコベ。
地面を這っていたり
岩の間に咲いているものなど繁殖力が強そう。
毎年チャルメルソウが咲いているこの小さな滝状の所へ行く。
ミカワチャルメルソウだろうか。
同じ場所にクレソンが1輪だけ咲いていた。
ニリンソウも1輪だけ。もう1輪はこれから出るのだろう。
渓流の付近には針葉樹が多いので薄暗いがそれが独特の植物を育む。
まだ蝶など昆虫の姿はあまり見ませんでしたが、これからたくさん出現
することでしょう。