苗木城跡の天守展望台に到着。風吹門跡から標高差50mほどですが、坂道というほどでもなく楽に歩けました。展望台からの眺望は素晴らしく気分爽快でした。城跡を後にして近くの旧城下町を歩いてみましたが、こちらは往時を偲ぶものはほとんどなく少し残念でした。

 

 天守建物の説明

 

  天守展望台へ上る階段。横には巨岩。  

 

 南東方向に恵那山。眼下に木曽川。上が上流方面。

 

 恵那山はどっしりと。手前に中津川市街と山桜咲く山。

 

 木曽川上流方面。川沿いの山の山桜がきれいだった。

 

 西側には木曽川と笠置山。関市方面からよく見える山だが全く反対側からになる。

 

 東側に雪が残る中央アルプスの山々が見えた。昔の武将も眺めたことだろう。

 

 しばらく天守展望台からの眺望を楽しんだあと帰途に。城跡入り口にある足軽長屋

 跡からもう一度城跡を見てお別れとする。

 

そこに立てられていた看板。本物の写真かどうかは不詳。往路はここを通らなかった

ので見なかったが「山城ベストランキング第1位」だとは知らなかった。

 

 駐車場までの帰路は別の道を行く。石畳の道脇にツツジが咲いていた。

 

 駐車場近くの民家?とその裏山のツツジ。

 

 苗木城の北側は城下町だったらしいので歩いてみる。しかし、今はその名残はほと

 んど感じられなかった。

 

 わずかに白塗りとナマコ壁の蔵だったと思われる建物が昔を偲ばせた。

 

 かつての城下町だった通り。

 

 道に覆いかぶさっていた松の木は往時から立っていたのものだろうか。

 

 初めての苗木城跡でしたが、その特異な場所に築城された山城の姿や、坂道では城主や家臣が歩いたであろう姿を想像しました。天守展望台からの眺望も十分楽しめました。ちょうど桜が満開の時でもあり、いっそう雰囲気を堪能できました。