県道72号線を通り白川町から中津川市へ入りました。途中の桜の景色を撮りながら、今回の主な目的の苗木(なえぎ)城跡へ向かいました。苗木城跡は巨岩の上に築かれた特異な山城ということでしたので、一度行ってみたいと思っていました。
城の歴史はパンフから抜粋し末尾に記載しました。
駐車場から見る景色。中央の山は恵那山。
駐車場に掲示されていたマップ。山道を歩いて城へ向かうことにした。
途中に城跡までの距離は1000mの標示があった。えっ!そんなにあるの・・
道の脇ににこんな3基の石碑が建っていた。
石碑の説明。住職の墓碑だとか。
途中に城跡のいい眺望があった。なるほど変わった形である。
山道の傍らに参拝者の少なそうな神社。そもそも山道を歩く人は少ない。
それでも坂も少なく20分くらいで城跡の入口に着く。桜が満開。
苗木城跡の案内図
まず風吹門跡から入る。ここが城の最初の入り口だったところ。
風吹門に入ると三の丸と大矢倉跡がある。
大矢倉の石垣は巨石を利用して構築されていて全国的に珍しいものといわれている。
大矢倉は3階建てで大きい。桜が彩りを添えるかのよう。
なだらかな広場を歩き天守展望台を目指す。
苗木城は、苗木遠山氏により戦国時代(1526年頃)に築城された。しかし遠山氏は本能寺の変後、森氏に城を追われたため徳川氏に身を寄せ、関ヶ原の戦い前に家康の指示で苗木城を取り戻した。この功績により苗木領1万521石の大名となり、以降明治4年の廃城に至るまでの約270年、12代にわたり遠山氏が治めた。
昭和56年に貴重な近世城郭であるとして「国史跡」に指定され、、平成29年には「続日本100名城」に認定された(以上パンフより)。
明日に続きます。