森の池(赤池)へ行ってみました。なんとなく気になる場所です。昨年末にトンボを観察して以来、トンボの出現が待たれたこともありましたし、この時期に出かけたことがなかったからです。
例のごとく池周辺は静まり返っていた。時折ウグイスの鳴き声が聞こえただけ。
池の一角に桜が咲いていて、そこには春らしい雰囲気があった。
サクラに近寄ってみる。赤い葉が出ているのでヤマザクラだと分かった。
この池は人の手によって植えられたものはないので自生の木と思われる。
ヤマザクラは花と葉が同時に開くので独特の美しさを感じる。
池の岸に咲いていたツツジ。ミツバツツジと思われる。
モチツツジも咲きはじめていた。
池の反対側にはヤマツツジも。
こちらのミツバツツジはかなり開花が進んでいた。
期待していたトンボはこのイトトンボだけ確認できた。しかし、成虫で越冬する
オツネントンボ、ホソミオツネントンボではなさそう。アオイトトンボか?
池の周辺には何頭かのルリタテハが飛んでいた。枯葉の上で休憩。
池の近くの山にコブシとヤマザクラらしい花が見えた。
自生のコブシはまばらに咲く。コブシらしい花姿である。
トンボはイトトンボだけ確認できました。しかし、種類不明で消化不良。それ
にしてもさほど暖かいとは感じられないこの場所に、3種のツツジがもう咲き
始めていたのには意外でした。