ソメイヨシノの満開の日も近づいてきています。桜の花はやはり華やかさがありますが、この時季桜以外の木の花もいろいろ咲いています。中でもモクレンの仲間の花をたくさん見ます。しかし、モクレンの仲間の花はあっという間に満開になりすぐに散ってしまいます。また、花が桜より大きいので風雨に傷つきやすく、見ごろの期間は少ない花だと感じます。すでに散ってしまったものもありますが、そんなモクレンの仲間の花たちです。

 

 ハクモクレン。花はかなり大きい。

 

 真っ白な花は青空に映える。

 

   花弁は9枚。

 

 シモクレン。花びらの外側は赤く内側は白い。

 

  このところの風雨で傷みが目立ってきた。

 

 コブシ。山地で自生していて山を彩る。

 

   ハクモクレンより一回り小さい。

 

   花弁は6~7枚。

 

 シデコブシ。白色から赤色のものまである。これは白く見えるが赤花種。

 

 薄いピンク色の花弁をヒヨドリが啄んでいた。この花が好きらしい。

 

 シデコブシの白花。

 

  モクレンやコブシより花びらが多くなよなよした感じの花で風情がある。

 

 主役のソメイヨシノのかげで少し控えめながら、モクレンの仲間はそれぞれに

 自己の美しさを精一杯見せてくれています。