隠居山観音を巡ったあと、県道に戻り赤川沿いにさらに奥へと進むと切井という集落があります。ここは石垣の里ともよばれていて、3年くらい前に1度行ったことがあるのですが、その時は隣の八百津町から峠を越えて、何も知らないまま通り過ぎたので、今回あらためて行ってみました。

 

 緩やかな傾斜地に民家が点在している。戸数はかなり多い感じ。

 

 当然ながら傾斜地なので家の周囲は石垣になっている。手前2段は畑の石垣。

 

 大小に石を組み合わせた要塞のような石垣。

 

 ここは大きな石で堅固な感じ。

 

 石垣の内側(庭)に木が植えられている家も。

 

  道路もこのような石垣で守られている箇所が多い。

 

   ワンちゃんも石垣に足をかけて

 

 この石垣の上は?

 

 ため池だった。集落の最上部にあった。石垣造りのため池は初めてみた。

 

田んぼも高い所にあると水利を確保する溜池は絶対に必要と地元の人が言っていた。

 

  石垣に咲いていたシバザクラ。日当たりが良いので早くから咲くのだろう。

 

   ツルニチニチソウも。

 

 石垣の里は。言い換えれば棚田の里なのですが、ほかの棚田と違うところはその

 中に住居があり、その家に向かう生活道路が通じていること、家の周囲には畑や

 植えられた木々が見られることだと思われます。それがいたるところに石垣と相

 まって独特の景観になっていると感じます。