日中は暖かい日が続いているのですが、朝晩の冷え込みは真冬の厳しさです。当然朝は霜が降りていますが、氷点以下になると霜の形態が変わってきます。草花などに薄っすらとつく霜の化粧などという感じではなく、針のように尖った形がいっぱい上向きにくっついている状態です。こんな霜を強霜(つよしも)といい、俳句の季語にもなっているようです。そんな霜を撮ってみました。

 

 セイタカアワダチソウの群生も霜で白っぽくなっていた。

 

 イネ科の草地は雪が降ったかのように白い。

 

   株状の草も真っ白状態。

 

   倒れた草やエノコログサ

 

   スイバや

 

   アザミの葉に

 

   あまりにも霜が強すぎて草の姿が分からないほど。

 

   この時期に咲いている花は少ないがその中のひとつホトケノザ

 

    葉についた霜が針のように鋭く伸びている。

 

    ホトケノザは寒さには平気。

 

    タネツケバナの花は霜で綿毛のよう。

 

    タネツケバナのズームアップ。氷の塊状になっていた。

 

 太陽が出てきて草地は白く輝いてみえる。

 

 朝晩はまだまだ冷え込みますので、こんな霜も当分続くことでしょう。