1年で最も気温の低い、いわゆる厳冬期になりました。今年の冬は平年より気温は高いようですが、それでも太陽が出ないときは寒さ厳しく冬を実感します。

 こんな日に野山を歩くと、草花は少なく冬枯れの野が広がっています。それも冬の景色だと撮ってみました。また冬でも緑の葉のまま元気な植物の姿もありました。

 

   川岸のセイタカアワダチソウの枯花。

 

   エノコログサ

 

 センダングサの群生。引っ付き虫になった種子の軍団。

 

  メマツヨイグサ。種子の入った殻が花のよう。

 

 イネ科の草の中にススキ。ススキの穂綿は風に飛ばされ少なくなった。

 

 穂綿のなくなったススキ。なぜか先端が渦巻状になっている。

 

 湿地の葦。

 

  ヨモギは暖かい場所ではもう新芽が出ているものもある。

 

   ミチタネツケバナのロゼット状の葉。早いものは来月には開花する。

 

   カタバミの葉は寒さに負けす元気いっぱい。

 

   スイバ。葉の先が赤くなるのが特徴。

 

   斜面や田の畔などでこの時季最も目にする濃い緑色のヒガンバナの葉。

 

  どの植物もじっと寒さに耐え春の訪れを待っているように感じられました。