笠松みなと公園の西端に川灯台と渡船場跡がある。当時の石畳も一部現存しているらしいので寄ってみた。

 

 公園の少し高い所を西に向かって歩くと前方に灯台らしきものが見えてきた。

 

 川灯台である。当時そのままのものではないだろうが美濃市にあるものと同じ形である。

 

 灯台の後ろから木曽川を見る。当時もこうして灯りをともしていたのだろう。

 

  近くにこんな道標があった。

 

  道標の説明。ここは伊勢と名古屋への分かれ道だったらしい。

 

 灯台の近くにはこのような石標が立ち並んでいた。芭蕉が「野ざらし紀行」の途中、この地で

 一泊した記録があったので町が「野ざらし芭蕉道」にしたとか。

 

 渡船場跡の「石畳」の説明。

 

  渡船場へ下る石畳。当時のものが残っている。

 

  下から見上げる。中央の部分が当時のもの。

 

  渡船場跡。橋は木曽川橋。

 

  上流からSUP(サップ)で川を下ってきた人がいた。その上を電車が通過。

 

 渡船場跡の前をとおり

 

 木曽川橋の下を抜けゆっくりと下っていった。どこまで行くのだろう。

 

  木曽川橋北詰のハクモクレンが満開。

 

間もなくここ笠松みなと公園の桜も咲き多くの人出賑わうことだろう。歴史の遺産もあり、ゆっくり周って過ごすにはいいスポットだと思われた。