大湫宿を歩きはじめる。この日の最高気温は2度くらいで厳寒期らしい低さだったが、日差しもあってそれほど寒いとは感じなくて、ピリっとした空気感が心地よいほどであった。小さな集落ではあったが、当時をしのばせる建物なども多く残っていて、楽しく気分で散策できた。

 

  途中から上に向かう細い道があったので上ってみる。

 

  観音堂だった。高台なのでここからの見晴しもよい。

 

 

 道へ戻る。舗装はされているが狭い道で両側の家々も当時をしのばせる。

 

  古びた土蔵となまこ壁の門。歴史を感じさせる。

 

     脇本陣の説明書き

 

  まだ当時の建物の一部が残っているが、立入禁止になっている。門構えだけ撮る。

 

 当時の旅籠。今は住居になっているが当時の屋号がそのまま使われているのが心憎い。

 

 少しエキゾチックな窓は虫篭窓というらしい。洒落た感じである。

 

  新明神社の鳥居。その向こうに何か見える。

 

 ここには大湫宿の象徴といわれていた杉の巨木があったが、令和2年に台風で倒れてしまった。その一部を残しているものだった。幹回り11mの巨大なもの。

 

                          大杉の説明

 

    横の小さな池の錦鯉。寒いのでほとんど動かない。

 

  大杉が倒れた時の写真(ネットから借用)。倒れた方向がよくてけが人などもなく、建物の被

害も最小限で免れた。宝物や神輿も無事だったということである。

 

 日本列島に10年に一度の大寒波が襲来しているそうです。負けずに堪えましょう。