北国では平地からも初雪の便りが届くようになり冬も間近に近づいてきたような感じである。とはいっても当地では日中の気温は20度を少し下回るくらいで本格的な寒さはない。
日差しの暖かさを感じる日中に山野を周ってみると、さすがに草花は少なくなってはいるが、木の実や草の実が目につくようになってきた。そんな秋の実たちを集めてみた。
ムラサキシキブ。
林縁で結構見られる木である。
山道沿いなどで多く見るノブドウ。
実の色はいろいろだが毒があり食べることはできない。
クサギ。果実を包んでいた包皮が弾けて花びらみたいなのが面白い。
ノブドウ(左)とクサギがコラボ。よく似た実である。
山道脇の真っ赤なセンリョウの実。鳥が食べて排出し種子が根付いたのだろう。
ヘクソカズラの実は地味な色で目立たない。
ヤブミョウガ。実は黒くなり落果も多い。
まだ花が咲いていたイヌホオズキ。実も成りはじめていた。
この時期のイヌホオズキの実はたいていはこのように黒く熟したものが多い。
カラスウリ
蔓や葉が枯れているものもある。
木の実草の実はこれからまだ多くなると思われる。