9月も今日で終わり。雨に降られっぱなしの月だった。たまに晴れるときは猛暑になり、野菜にとっても厳しい天候となった。

 山道を歩いていて木の実草の実に出会えた。まだ花をつけているものもあり、夏から秋へと向かう季節の様子が感じられた。

 

     アレチウリの花。目立たないが猛烈な成長力のある蔓性の外来植物。

 

     他の植物に覆いかぶさって伸びるため特定外来植物に指定されている。。こんな実が

     成る。実は落ちて7割ほど芽生えるため繁殖力が強い。

 

             花と実は同じ節にできる。

 

     ヒヨドリジョウゴの花。これも他の植物に絡んで伸びる。

 

     花から実へ。蔓の根元近くの方から花が咲き順次先端へと咲き移る。

 

      ミツバチがやってきて吸蜜していた。

 

      株近くの実の状態。次々に二股になって実をつけていく。

 

       ヒヨドリジョウゴと同じ場所にあったスズメウリ。細長い実をつけはじめていた。

       実は1cmほど。熟すと丸くて白っぽくなる。カラスウリより小さいのが名前の由来。

 

      ヒヨドリジョウゴの実とその向こうにスズメウリの実が重なっていた。

 

     スズメウリも蔓性なので互いに絡み合ってのびる。花はヒヨドリジョウゴ。スズメウリ

     は花から実になりかかっている状態。あと1か月くらい過ぎるとどうなるのだろう。

 

    直径2㎝くらいの小さなヤマガキ。

 

      赤くなっているものもあったがちゃんと熟したものではなさそう。

 

    (付記)

    先日平成谷の記事で紹介したヒヨドリジョウゴはハダカホオズキの誤りでした。本日掲載

    のものを見て誤りに気づきました。先入観で判断してしまいました。参考までに両方の写

    真を掲載します。

         (ヒヨドリジョウゴ)                   (ハダカホオズキ)

 

 ヒヨドリジョウゴは蔓性だが、ハダカホオズキは蔓性ではない。花(実)のつき方はヒヨドリジョウ

 ゴは1本の花柄が次々と分かれて咲くが、ハダカホオズキは1本の花柄に1個だけ咲く。実の

 形はヒヨドリジョウゴは丸いがハダカホオズキはヘタの部分にくびれがある。などの違い。