昨日の続きです。「めいほうトンネル」はそれほど長いというわけではなく、すぐに通り抜けあっけない感じだった。抜けるとすぐに三差路になる。右折するとめいほう地区の中心地へ行くことになるが、とっさに左折する。こちらは一度も通ったことがない方面だからである。なにしろ初めての地に興味が湧いてしまう。

 左折してすぐにまたトンネルとなる。このトンネルは「めいほうトンネル」より長い(相谷トンネルといい長さ2722m)。そして立派な2車線の道路をどんどんと下っていくことになった。

 

 トンネルを抜けてしばらくは民家はない。最初の集落付近。白壁の家が目にとまった。

 

 石垣の上の民家

 

 家屋が密集しているが1軒の家だと思われる。

 

  山里の印象の景色が続く。この辺りの道路は狭い。

 

  道路近くを流れる川。後で調べると先日紹介の和良川に流れ込む鹿倉川と分かる。

 

  この山裾の家も1戸ではないかと思われた。

 

  下って行くに従い田んぼが多くなる中間山地の感じになる。

 

どちらを見ても山には杉などの針葉樹ばかりで、その山裾に集落が点在する里山の典型的な風景である。そのためどことなく気持ちが安らぐ感じである。

 

 田んぼの横の道路斜面にヒメジョオンが群生していた。

 

  川幅が広くなった上側が下流。

 

 田んぼの中にポツンと白い鳥居。右にあるのが神社か。

 

       草地に咲いていたオオバギボウシ

 

  滔々と水路を流れる灌漑用水。鹿倉川から取水したものか。

 

 この後、すぐに国道256号線へ出る。 相谷トンネル付近で標高約900m、国道付近で標高約400mなので、標高差500mほど下ってきたことになる。そんな感じはまったくなかったが。国道に出た付近は昨年も通ったところなので、左折して今朝の起点の下呂市金山町方面へ向かうことにした。