国の制度の中に日本国の道路が位置づけられたのは、701年(大宝元年)制定の大宝律令ができたときである。道路は7つ作られ、その1つである「東山道」は日本列島の背骨にあたる山地を通る道路であった。東山道は滋賀県から東へと進んでゆくが、美濃の方県(かたがた)付近から東濃地方を通り信濃へ行く道である。

 方県から本道と別れ、飛騨の萩原町山之口から位山峠を超えて宮村へ出る道は東山道飛騨支路として敷設されたものである(以上ネットから引用)。

 位山官道はその東山道飛騨支路ということになる。こんな歴史を振り返りながら当時の道を歩くのも興味深いものである。

 

     県道を歩いていると白樺の木が目に入った。久しぶりに見た。

 

   県道の脇に神社があった。位山神社というらしい。

 

        由緒書き

 

      神社近くの路上に数頭のヤマキマダラヒカゲがいた。鳥糞に飛来したらしい。

 

   再び位山官道が現れた。道は石畳だが荒れ気味。落葉樹が多くなっていい雰囲気。

 

      日当たりがよい場所になり草花が多くなった。コナスビ。

 

      色が濃いがタチツボスミレと思われる。

 

      ミツバツチグリか

 

  谷は細くなり水量も少なくなった。画面上が下流。

 

   さらにその上

 

      クルマムグラ。まだ蕾だった。

 

                       チゴユリがひっそりと

 

   位山峠が近くなった辺り。もう一息だ。

 

  このあと位山峠へ着きました。ゆっくり歩いたので結構な時間がかかりましたが、道は歩き

やすく途中谷川や草花との出会いを楽しむことができ疲れは感じませんでした。動画も撮り

ましたがその編集がまだ出来ていませんので、後日投稿したいと思います。