平成自然公園の林道を北へ進んでいくと昨年M君と登った平成山の登山口になるがその時は登山口まで車で行ったので、途中の様子は分からなかった。そこで今回はゆっくり歩いてみたかった。

 ここに流れる谷川は平成谷といい、津保川(長良川の支流)の支流である。小さな沢がいくつも流れ込んでいて水量は小さな谷にしては多い。その渓流沿いで出会った花を紹介します。

 

    道端や谷沿いにサワハコベがいっぱい咲いていた。

 

   花径は1cmくらいの5弁花だが、花びらに切れ込みがあるので10弁花に見える。

 

      日陰に咲くが白い花はけっこう目立つ。

 

      水しぶきをバックに咲く1本のサワハコベ

 

  小さな渓流の近くに乱立しているのは

 

      チャルメルソウの仲間らしい。

 

      ズームアップしてみると花は終わり種子ができ始めていた。遅かったか。

 

     なんとか咲いているのを見つけた。ミカワチャルメルソウらしい。

 

  同じ渓流だが左側の岩肌に何かが咲いている。

 

    引き寄せて撮る。これはタニギキョウだった。サワハコべと混生も(2枚目の写真)

 

      サワハコベよりやや小さめの花。たしかに桔梗に似ている。

 

      これも近くに咲いていた。オランダガラシの仲間か?

 

      シダの間から顔を出したムラサキケマン。

 

    サワハコベとのコラボ

 

    小さな渓流沿いに咲く花。サワハコベをはじめ地面を覆って咲いている姿は見事で、

   このような場所にも小さな花がたくましく生育していることに感動すら覚える。