このところの暖かさに誘われて山里を巡ってみようと思い立った。今まで一度も行ったことのないところ、或いは行ったことがあるかどうか記憶が定かでないところを訪ねることにした。
 しかし、山里は春の日差しはあるものの実状はまだ冬であった。早春らしい景色を求めて行ったのだが少々期待外れではあった。それでも早春らしい雰囲気がそこここに感じられた。
 
         あまり奥深いくないところでは梅の花が満開だった。
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             まだ冬木の桜と梅に竹。松竹梅ならぬ桜竹梅である。
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      道路わきに小さな社とその中に鎮座する石仏と石塔
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     どの集落でも必ず目にする神社
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      空地でクロッカスが咲き始めていた。植えたものが放置されているらしい。
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       畑の石垣の上のラッパスイセン。やはり春の訪れを感じさせる。
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     津保川の上流とその付近の民家
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     その少し奥の集落。ここに写っている民家すべてが廃家である。哀しい現実である。
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        その中の家の庭に「しろのいえ」と書かれた壊れかかった犬小屋。「しろ」も
         家族の一員としてにぎやかな暮らしがあったのだろう。
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          これは現役の白壁土蔵。こんな景色も少なくなった。
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     土壁なのでまさに土蔵。見いだすことが至難の状況である。
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     関市上之保地区の西国三十三観音塔。詳細は末尾に。
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    石がすり減って表情は分かりにくい。分かりやすい塔もあるらしい。
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   西国三十三観音札所は、第1番青岸渡寺(如意輪観音菩薩 和歌山県)から、33番華厳
 寺(岐阜県 十一面観音菩薩)で、その33の観音像が一つの石塔に掘られたものが三十
 三観音塔である。一つの塔を拝めば33か所を巡ったと同じ御利益があるといわれている。
 岐阜、長野、愛知、静岡各県に65基がある。岐阜県関市上之保地区(旧上之保村)には
 9基が存在し、これだけ集中しているのは全国的にも珍しいといわれている。すべて江戸
 時代に建てられたものであるが、山深いこの地の人たちが実際に三十三観音札所を巡るこ
 とが困難であったことと信仰心の深さを物語っている。各観音塔はそれぞれ特徴があり、
 観音塔を巡るツアーもある。
 機会があればそのすべてを紹介できればと思っています。