「おっ…おはよ」
隆臣のいきなりの敬語に、臣は少し面食らった。
「とーしゃん、おちっぽパックンしゅるのダメなの?」
「いいか、隆臣、よくお聞き」
「なぁに?」
「チビは自分の毛を食っても後でまとめて吐き出せるけど、隆臣は飲み込むかもしれないだろ?」
「そーなの?」
「そうだよ~、たっくん」
隆二も二人の側にやってきた。
「ニャーにゃの毛玉が喉に詰まったらどうすんの?パンマンのお歌も歌えなくなるぞ」
子猫が隆二を見つけて足元にすり寄ってきた。
「あー‼️パーパ、ニャーにゃが抱っこしてって!」
「聞いてねぇな💦隆臣…」
「聞いてないね💦ん、よしよしおいで♪」
「みゅー」
子猫は隆二の美しい手に優しく包まれた。
「ニャーにゃも、るーたんのこと愛してるのね」
乃愛のセリフに速攻で臣が反応した。
「…なんだろ?胸がざわつく」
「あー‼️パーパ、めっ😡しゅるよ~!」
つづく