三代目❤夢小説 『NAOTO編81』 | マヤブログ(妄想ストーリー)

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現在は三代目ファンフィクション専用垢です。
ちょいと前にブログ、オリジナル漫画、なんちゃってキャラ弁etcを公開してました。時々「はじこい妄想ストーリー」や「BTS妄想ストーリー」も気まぐれに書いてます。

翌日、出かけようとする直人をまりあが見送りに出て、玄関で手を握り合ったまま見つめ合っている。


「あ、そーだ!直人さん…」


臣が二人に近づき声を掛けようとすると、隆二が慌ててその手を掴みキッチンへ引っ張っていった。


「邪魔すんなって!」


臣は何も言わず恋人繋ぎしてくる。


「なに?」


「ん?いや、なんかたまにはいいかなって」


「直人さんになに言いかけたの?臣…」


「あれ?なんだっけ?忘れた…」


「大丈夫か?直人さん達に当てられてんのは臣だったりして…どれ?」


隆二が臣のおデコに手を触れた。


「熱はないね」


「なに熱だよ」


「なんだろね?」


散歩中の隆臣とチビ猫が廊下に突っ立って一部始終を眺めている。


「みんな仲良しね」


「ミュー」


「ニャーにゃもお兄ちゃんとダチョウさんしよ♫」


「ニャー」


「んちゅー😘ってできる?」


「ニャン😾」


チビ猫はプイン‼︎っとそっぽ向いて、リビングにある猫専用クッションの中に入って丸くなった。


「ニャーにゃ、ダチョウさんやなのね?お兄ちゃん泣くよ」


「ゴロゴロ…」


チビ猫はクルンっとお腹を見せた。


「ニャーにゃ…」


隆臣は手に持っていたハムスターのぬいぐるみに話しかけた。


「ゴッちゃん、どう思う?」


ぬいぐるみはなにも答えない。


「ゴッちゃんもイヤイヤなの?」


しばらくチビ猫とぬいぐるみを交互に見ていた隆臣が、キッチンへ向かいながら大きな声を出した。


「パーパ‼︎おとーしゃーん‼︎」


「たぁくんにもダチョウさんしてくらしゃーい💦」




つづく