「のど飴もら💦💦」
臣の腕に抱かれながら、隆臣が大きく目を開いて隆二を見た。
隆二「芋づる式で思い出しちゃった?」
隆臣「大変よ💦おとーしゃん!ふたちゅも忘れてたよ💦」
臣の首に手を回して隆臣がびっくり顔をしている。
臣「おっきないちごのケーキ買ったり、陽翔くんや三代目に会ったり、むいむい助けたりして、それどころじゃなかったろ?」
隆臣「そーだけど…たぁくん、めっ😡⚡しないの?」
臣「するわけないよ。隆臣は充分頑張ったんだから」
隆二も臣の隣に立って隆臣の髪を撫でた。
隆二「そうだよ、たっくん。あんなおっきなケーキと、臣が食べたいって言ってたカレーをおつかいできたんだから。充分だよ」
隆臣は目をまんまるにしたまま、臣と隆二を交互に見て言った。
「おとーしゃんがしわしわになっちゃうよ💦」
臣「しわしわって…」
「パーパがお歌、歌えなくなるよ💦」
隆二「…そんなびっくりしたお顔しないで、たっくん 笑」
隆臣「リップと塩飴おちゅかいしなきゃ‼」
隆二「うん💦…塩飴だと喉に染みるな 笑」
臣「また今度でいいよ。帰ってカレーとケーキ食べよ、隆臣」
隆臣「ダメよ‼パンマンはゲンマン守るのよ!」
隆二「たっくん今日はゲンマンしてないでしょ?」
隆臣「そーね!ゲンマンしないから忘れちゃったのね💦」
「たぁくん、もっかいいってくる‼」
隆二「え?…どーしよ、臣」
臣「言い出したらきかないぞ」
陽翔親子に事情を説明していたADが呼び掛けた。
「あのぉ、カメラの方ならまだ余裕がありますので、おつかい再開OKですよ!」
陽翔「おつかい?たぁくん‼おつかい行くのぉ?」
隆臣「ひーしゃん!いくよ‼」
大きな声を掛け合った。
陽翔「パパ、陽翔もたぁくんと一緒にいっていい?」
「二人なら心強いね‼スタッフさんもいっぱいいることだし…」
「いいよ!隆臣くんについてってあげなさい」
陽翔「やったぁ❗パパありがと♪」
隆臣「ひーしゃん!どしたのぉ?」
陽翔「陽翔もたぁくんとおつかい行ってもいいって‼」
隆臣「ほんとにぃ?しゅごいしゅごーい👏」
臣「お?こりゃ誰にも止められないな💦」
隆二「たっくん…行くの?」
隆臣「パーパののど飴と、おとーしゃんのリップね♪だいじょぶよ!」
「おとーしゃん!」
臣「はい」
「たぁくん、しーしーよ💦」
臣「トイレか?急げ💦💦」
臣が隆臣を抱いたまま走ってマンションに入っていった。
隆二「やれやれ…💦」
健二郎「隆二!」
隆二「どしたの?健ちゃん」
健二郎「俺も着替えてくるわ」
隆二「え?まさか…また変装?」
健二郎「そうや!仕切り直してくる」
隆二「嘘でしょ?またすぐにバレるって💦」
健二郎「俺やってバレなきゃええんやろ?任せとけ❗」
健二郎も小走りで臣の後を追ってマンションに入っていった。
つづく