「すみません‼カメラ止めて下さい!」
隆二がディレクターに声をかけた。
D「わかりました💦おーい!一旦カメラ止めろ‼」
数人のカメラマンが慌てて操作する。
撮影スタッフの様子を確認してから、隆二が臣の真正面に立った。
臣「なんだ?やんのか?」
隆二「はっきり言ってやる」
臣「な…なんだよ?」
隆二「俺の中では」
「…今までも、これからも」
「臣が一番だよ」
臣「隆…」
隆二の手がフワッと臣を包み込んだ。
健二郎「いっ💦」
ELLY「健ちゃん!しーっ💦」
「スタッフの皆さんも見てみないふりして‼」
直己「…ったく」
健二郎「ホンマに…やってられんなぁ💦」
健二郎達がそっと振り向くと、隆二の腕の中で、臣が満足そうな笑顔を見せている。
健二郎「ほら、たっくん来たぞ‼」
隆臣「あー❗パーパがおとうしゃんを抱っこちてるよ!」
陽翔「たぁくんのパパ達、仲良しだねっ」
隆臣「ダチョウさんしゅればいいのに」
陽翔の父が首をかしげた。
「ダチョウさん?」
隆臣「パーパ!おとーしゃん!」
隆二「あ、たっくん!」
臣「帰って来たぞ!」
「俺たちの愛の結晶が…」
つづく