山菜を楽しむために長期滞在をしている。
今年の冬の秋田は雪が少なく、春になっていろんな
山菜の生育が順調で、いつもならもう少し後まで楽
しめる山菜採り・・・・
今年はもうおしまいらしい。
わらびももう終わりである。
近くの山で元気に伸びていたわらびも、すっかり葉
が広がってしまった。
このように生えているわらび
採ったわらびはよく洗って、固い部分は切り落と
しあく抜きをしてから食卓に並ぶ(^_-)-☆
あく抜きは炭酸を使ってする。
おひたしや、サラダ、炒め物、煮物などは定番。
昔は、小束にして桶などに漬け込んで冬に塩だしを
して、食材にしていた。
今は、ほとんどしないらしい。
ところで、昔から秋田でわらびの食べ方の定番は、
わらびたたき
灰汁を抜いたわらびを柔らかくなるまで煮て、ま
な板の上ですりこ木でよくたたき、さらに包丁で細
かく切るようにたたく、それをすり鉢に入れて良く
すり、みそを入れてする。
ふつうはこの時、山椒の芽を一緒にすり香りをつ
ける。
我が家では、妹が山椒が嫌い 山椒は入れない。
子供の頃は、この時期は毎日のように母がわらび
たたきを作る音を寝ながら聞いたものである。
出来上がったたたきは温かいご飯に乗せて食べる。
温かいご飯に、たたきを載せて食べるのだが、私
は今でも大好きなふるさとの味である。
にでる。