2012-22-だれかのいとしいひと
- だれかのいとしいひと (文春文庫)/角田 光代
- ¥580
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だからどうした、っていう展開もない短編集。
が、しかし、めっちゃ後ひく後ひく・・・
読んだ後に、ふと思い出して、頭の中で物語を
追いかけてしまっている。そんな短編集。
ワタシのお気に入りは 「転校生の会」
そう!転校生ってそうなの、いくつになっても
転校生なん!!!!いきなり鼻息ぶんぶんだけど。
雨トークで「転校生芸人」があって、TV見ながら
そうそう!そうそう!って頷いたワタシも転校生。
といっても、幼稚園の時と、小1の時だから
傷は浅いんだけど。
・・傷と言ってる時点で・・・苦笑。
幼稚園や小1なんてさ、ホントのホントの子どもやん。
子どものすることって残酷でさー。
今思い出しても、イヤ。
担任の先生もワタシのことキライだったんだろうなーって
思うわ。はい、ひねくれてますよーー。だって転校生だもん。
ってこんなところに転校生クオリティだしたら全国の
転校生さんに怒られそうやけど。
オリジナルメンバーじゃなくて、元々あるグループに
後から「こんにちはー」って入るのが、いまだに
メチャメチャ苦手なのは、小さい頃体験した転校に
アウェイ意識が刷り込まれてしまっているせいなのかも。
転校生は転校生なのよ。いくつになっても。
あと、他のお話でも、
えええ?!あ、でも、おった、そういうコ!
みたいな話があったり。
ハワイの話があったり。
角田光代さん、ええわ。

2012-21-キネマの神様
- キネマの神様/原田 マハ
- ¥1,850
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うちの父もかなーーーーーり濃いキャラだけど
この物語にでてくる父もかなりのもの。
身内からしたらとんでもない厄介な人を
「破天荒」って呼んだら、なんかステキに聞こえるって
ずいぶん前に妹から教えてもらったんだけど、
ホントにその通りの「破天荒」な父のことを、娘である主人公も
まわりの人たちも皆が優しく見守っているのよね。
普通ありえへんわ。
80前にして、心臓病で生きるか死ぬかでひっくり返っても
ギャンブル三昧、借金まみれ・・・
普通さ、早よ死んでくれって思うよねー。
え、思わへん?
えらいすんません。
そんな「破天荒な」(・・もうええって)父と娘が
映画を通してミラクルな展開が・・・って話です。
物語中にでてくる映画は、そんなに映画が
好きでもキライでもないごく普通の一般市民=ワタシが
1回は見たことある、タイトルは絶対知ってる、っての
ばかりで、映画にめっちゃ詳しい人だったら
もっと違った風に読めたんではなかろうかね。
いやいやいや・・・とか、そうそうそう・・・とか。
ま、いずれにせよ、ミラクルな展開はやっぱり小説。
上岡龍太郎言うところの「人のつくり話」なんかな(笑)
妹の推薦図書でした。
おもしろかったです。
