新渡戸稲造 講談で人生を学ぶ | 講談師 神田山緑@中野区観光大使おすすめの観光スポットブログ

新渡戸稲造 講談で人生を学ぶ

旧五千円札のモデルとなっている新渡戸稲造先生は、講談で人生を学んだと記されております。

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芝崎由紀著の新渡戸稲造ものがたりには、

稲造が築地にあった英語学校に入学しますが、どうしても国語が好きになれません。

そこで国語の先生の家へ行く途中に大きなおんぼろの小屋があり人が集まっています。

何だろうと中へ入ると、釈台の前にして座ってる講談師が、偉大な人の物語をテンポ良く話しています。『あぁ~いい話だった』と、何度も訪れるようになるとここの常連(じょうれん)となってしまったと書かれています。

講談を聞いていたからこそ、後に武士道が書けたのだと思います。

この武士道の中には、太田道灌の物語や忠臣蔵の話が書かれております。

講談師は、この忠臣蔵の話しは得意中の得意のネタです。

物語も300近くあります。

新渡戸稲造先生が聞いていた忠臣蔵の中には、武士の道が事細かに描かれてます。

是非、講談を聞いてみてはいかがでしょうか?