a-haに向かってそんなタワゴトを言うヤツはオラがグーで殴る!(つづき) | 葛山麓

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そして引っ越した!

 昨日の続きです。

 なんでa-haが一発屋なんだよ耳腐ってんのか! 噴飯やるかたないですわい。
 それって、PRINCESS PRINCESSを「Diamondsだけの一発屋」って言うようなもんです。
 The POLICEを「Every Breath You Takeだけの一発屋」って言うようなもんです。
 Boyz II Menを「End of the Roadだけの……」って、もういいか。
 ともかく、最も有名な一曲だけをとらえて一発屋呼ばわりしだしたら、世の中のバンドのほとんどは一発屋になってしまいます。どんな寝ぼけかたをしたら「a-haは一発屋」なんていう妄言が吐けるのか。こればっかりはムチャクチャな暴論です。
 と……別にa-haのすごいファンというわけでもないのですが、世界常識として突っ込んでおきたい山麓です。こんばんは。

 どこのバカが選曲した「一発屋特集」なんだ頭に来るぜ、と、今、思い出して改めてイラっとしながら調べてみましたら、アメリカ基準のチョイスであったことが判明しました。
 ああ、そうですか。


 とりあえず2006年のヒット曲を。僕はこれが一番好きです。動画がないのが残念……

 a-haについて、アメリカは世界の潮流から外れています。a-haらは80年代からずっと、21世紀に至るまで、多少の浮き沈みはありつつもヨーロッパでも南米でももちろん日本でも人気を保っていました。
 一事が万事そうだというつもりはまったくないのですが、アメリカの人は自国でヒットしなかった曲は世界中でヒットしていないと思い込む傾向があるような気がします。昔、METALLICAがカバー曲集を出したときに、「THIN LIZZYのこんなマイナーな曲をカバーしちゃうって俺たちのセンス、格好いいだろ」みたいなことをものすごく得意そうな顔でラーズ・ウルリッヒが言っていたのを思い出しました。カバーしたその曲"Whiskey in the Jar"って、THIN LIZZYの最初のインターナショナルヒットなんですが……(英国チャート6位)。

 なんか、怒って損した。耳腐ってるのはアメリカでした。星条旗よ永遠なれ。