読み聞かせボランティア養成講座 修了式! | 三陸情報局ブログ

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2月22日、宮古市立図書館にて、図書館主催で10月から行われてきた「中高生のための読み聞かせボランティア養成講座」が終了し、本日終了式が行われました。

これは中高生にボランティアの育成と図書への関心を高めてもらうために行われた講座で、13人の中高生が参加しているもの。

この講座は、宮古市の読み聞かせグループ「おどっつぁんS」の佐藤さんらが講師として読み聞かせの基本、本の選定などを指導しており、本日行われた読み聞かせも受講した中高生が本を選定しています。

修了式には6人の中高生が集まり、実際に子どもたちを相手に読み聞かせを行った後修了式を行いました。


図書館館長の金沢さんは、

「小学校では一生懸命行っている図書への取組が中高生では途切れてしまっている実情がある。宮古市としてもどんどんやってほしいと言われているので、今後も続けていきたい。皆さんもよろしくお願いします」

と挨拶をしました。


6人の修了生は、

「参加したみんなと仲良くなれて楽しかった。もっと増えていけばいいな」

「小さい子とふれあえるのが楽しかった。これからも活動していきたい」

「保育士を目指している。大勢に読み聞かせるのははじめてだったが、子どもたちの笑顔を見るのが楽しかった」

「緊張したが楽しんでくれて嬉しかった。これからも参加したい」

と思い思いの感想を述べました。














指導した佐藤さんは、

「皆さんに感謝しているし、楽しかった。みんなとても上手だった。選んだ本も良かった。今後は、子どもたちともっと遊心を入れて楽しんでいけばいいと思う。終わりでなく、はじめの一歩。参加してくれてありがとう」

と結びました。


今年は子どもたち向けだったが、今後は仮設のお年寄り相手などに紙芝居などで読み聞かせを行っていく予定もあるというこの活動。



チーム名は「M(みやこ)Y(よみ)K(きかせ)48」とし、このチーム名には、現在13名だが将来は48人くらいまで増やせれば、との想いが込められています。

今回の修了生の中には、仮設住宅で行う活動もやっていきたいというメンバーもおり、今後の活動も期待できそうですね!

若い世代、図書、仮設住宅、お年寄り、ボランティア、こういったキーワードがつながっていきそうな気配がとても感じられます。

つながって継続していく、そんな活動になるといいですね!

みんなで応援してきましょう(^^)