2019年もそれそろ終わりです。
今年は平成から令和へと年号が変わり、
新しい世代をずいぶん意識した年になりました。
1969年(昭和44年)から今年はちょうど50年の年でした。
村上龍さんの小説に「’69」というのがありました。
「’69」の最初のページです。
「1969年、この年、東京大学は入試を中止した。ビートルズはホワイトアルバムとイエローサブマリンとアビーロードを発表し、ローリング・ストーンズは最高のシングル『ホンキー・トンク・ウイメン』をリリースし、髪の長い、ヒッピーと呼ばれる人々がいて、愛と平和を訴えていた。パリではドゴールが退陣した。ベトナムでは戦争が続いていた。・・・・・・・・・」
始まりのこの文章が私は大好きです。
1969年の空気感をうまく表現しているなと・・・・。
この他、1969年は、アポロ11号が人類初の月面着陸し、ニューヨーク郊外のウッドストックでは大規模な野外コンサート、ウッドストック・フェスティバルが行われた年でもありました。
そして私は4月学園紛争最中の同志社大学文学部英文学科に入学しました。
あれから50年です。。
50年、長いような短いような・・・・・。
思い返せば、この50年、うれしいことに小さな幸せをたくさん拾いました。
それが「私の幸せ」だったんだと心から思います。
そうそう、一緒に入学し卒業した同級生たちからの50年を記念して集まろうかなんて声かけもありませんでした。
集まってもよかったのに・・・・。
ただ、1969年3月に卒業した高校の同窓会は6月に新島会館で賑やかに行われました。(拙ブログでもアップしています。)
あれから50年の年も間もなく暮れていきます。
懐かしいみんなの顔が浮かびます。
一年間お訪ねくださりありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎えくださいますように。
来年もよろしくお願いいたします。
多恵子