日々の暮らしに追われ、我々はついあの時のことを忘れがちになってしまいます。
ここ2,3日ずいぶんたくさんの番組が特集組んでこの7年を振り返り、
場所、人、、、、などを取り上げドキュメントしています。
昨夜、NHKで放送された
「津波ピアノ~ 坂本龍一と東北7年~」が心に残りました。
『東日本大震災で流され、壊れた1台のピアノ。被災地を訪ねた坂本龍一はこのピアノに偶然出会い、試弾した。調律から解放されたピアノの音は坂本の心に残り、その音を新作アルバムに使った。さらに坂本は鍵盤にセンサーを取り付け、コンピューターと接続、地震波を音に変換する装置に生まれ変わらせた。震災の風化を危惧する坂本なりの表現だ。ピアノの持ち主だった高校の関係者ほか、ピアノを取り巻く人々と坂本の足取りを追った。』 (番組HPから)
坂本さんは被災した体育館を「取り壊すときに多分いっしょに廃棄されたであろうこの被災ピアノを
引き取り、それをアートとして甦らせました。
そこには彼のメッセージがたくさん込められているのではないでしょうか!!
思い起こせば、7年前被災当時から先頭に立っていろんな活動をされていたと記憶します。
原発のことなどに真剣に取り組まれていました。
病気をなさったのを機にあまり表に出てこられないなと思ったりしていましたが、
ずっと関わってこられたのを知りました。
今の坂本龍一さん、もともと綺麗な方ですが、年を重ね本当に人間がにじみ出たいいお顔をしてらっしゃいます。
そして金曜日の早朝でした。
NHKのラジオ深夜便の4時からの部に
南相馬ひばりFMが取り上げられていました。
ひばりFMは臨時災害放送局として2012年9月から放送されてきた地域FMです。当初から関わった今野さんという方がお話しされていました。
そして今野さんのお話から柳美里さんの話がでました。
柳さんは南相馬に移住して来られたのだそうです。
その話はこちらでご覧ください。
http://lite-ra.com/2018/03/post-3857.html
柳さんもべっぴんさんです。
さて、それに比べ、
我が国の権力者たちの不細工なこと。
益々弛んできた総理の顔や歪んだあの大臣の顔、、、、、。
何をかいわんや!!
です。
森友問題などはツイート、リツイートで私の思ってることをご覧ください。
しかし、一つだけ言いたいことがあります。
そんな不細工な権力者たちをノサバラセタのは我々国民です。
主権者は国民ですから、
彼らをいくらでも排除できるのですがそれをみんなしなかった。
それだけは他人の責任にしないで、
自分のこととして考えましょう。
あれから7年。
一人こんなことを思う午後です。
多恵子