京都中京区三条高倉にある、京都文化博物館へ行ってきました。
四条烏丸からブラブラ三条に向って歩きました。
私が中学から大学まで10年間通った烏丸通りを久し振りでした。
随分新しいビルが建ち、私が学生だった頃とはまったく違う街並みです。
しかし、三条を東に入り高倉の角まで来ると・・・・・
京都文化博物館です。
特別展『京を描く-洛中洛外図の時代ー』です。
A.D.794年に桓武天皇が長岡京から平安京に遷都されてから、1200年以上経ちます。
1000年以上都であり続けた京都。
平安時代から、人々の生活は描かれてきました
首都京都の全景を一双の屏風に描く洛中洛外図屏風は16世紀の初頭戦国時代に登場し、
それぞれの時代の都市社会を政治体制から町衆の生活まで生き生きと描かれています。
室町時代、安土桃山時代、江戸時代とずっと描き続けられていき、時代時代の変化が見て取れます。
中々興味深いものでした。
たっぷり2時間以上かけて拝見いたしました。
4月12日までです。
1200年のスパンで見た都市図・・・・。
5月に行われるであろう「大阪・都構想」の住民投票に思いを寄せてしまいました。
都市が時代と共に変化するのは仕方のないこと。
5月の住民投票で問われるのは、「都構想」の是非ではなく、
大阪府、市議会で議決承認した「特区設置協定書」の中に盛り込まれた「特別区設置」の是非が問われているということを認識されますように!!
大阪市民(有権者)の住民投票によって、有効投票総数の過半数の賛成をもって、
5つの特別区が誕生することになります。
5つは
北区、湾岸区、東区、南区、中央区です。
今みなさんが住んでいる所が、何区になるか、ご存知ですか??
主権者が、それらの認識もないような住民投票は健全ではありません。
市民に配布されるはずであった、協議会だよりはこちらで見られます。
住民投票は情報が周知徹底されてこその民主主義のツールです。
その辺のところを理解して進めていってほしいと思います。
洛中洛外図から、都構想まで、エライ話になってしまいました。
お付き合いに感謝!!
多恵子