今夜のスポーツ・ニュースでアスレチクッスの松井選手とハリウッド・スターのブラッド・ピットの2ショットを
御覧になった方も多いでしょう。
ブラピがオークランドへ行って、主演映画のプレミア試写をしたというニュースです。
とうとう私の大好きな「マネー・ボール」が映画化されたんです。
このブログでも何回か「マネー・ボール」を取り上げました。
近いところでは昨年オフにポスティングで楽天岩隈投手をアスレチックスが交渉権を得たといったニュースの時に取上げました。金銭的に上手く運ばなかったらしいということで、GMビリー・ビーンならそんなに思うような
金額の提示はなかったであろうということを書いたと思います。
そう、「マネー・ボール」はオークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーンの話です。
ビリー・ビーンや彼が雇ったスタッフの凄腕の経歴などもとても興味深いものでした。
映画化でそのビリー・ビーンをブラピがするんですね。
ビックリです。
お読みになってない方のために、昨年私が拙ブログで紹介した件をもう一度載せておきます。
「オークランド・アスレチックスは、メジャー球団の中でも、きわめて資金力の乏しいチームなのに、強いチームとして有名です。
ヤンキースの年俸総額の3分の1以下なんて年もあるぐらいです。
金銭ゲームになってしまった野球を、独自の選手評価や経営方針、プレーのやり方など、それぞれの要素を見直したのがアスレチックスでした。
そして、ヤンキースの何分の一の年俸総額にも拘らず、毎年優勝争いに加わってくるチームを作り上げました。
それをしたのが、アスレチックスの有名なGM,ビリー・ビーンです。
今回の岩隈の交渉記事にもビリー・ビーンの名前が見られます。
ビリー・ビーンというカリスマGMにかかってはそんなに甘い契約がなされるわけもなく、景気が悪い今ということだけではなく、過去の松坂や井川の時のような大型ポスティングはあり得ないと思っていたとおりの結果だった訳です。
アスレチックスのビリー・ビーンの話は
講談社から「マネー・ボール」(マイケル・ルイス著)という本が出ています。
全米ベストセラーだったそうです。
本の帯には
オークランド・アスレチックスの驚くべき投資戦略とは・・・・・
高校生ルーキーよりも大学生ルーキーに投資する (選手の将来性には期待しない)
高打率の選手よりも、長打力がある選手よりも、出塁率が高い選手(初球から振っていく積極的な打者は、どれだけ打っても評価しない)
打点にはまったく意味がない (「チャンスに強い」などというふれこみは、いっさい信用しない)
被安打は投手の責任ではない (投手を評価する基準となるデータは与四球数、奪三振数、被長打率だけである)
と書かれています。
面白いノンフィクションでした。
岩隈選手は、カリスマGMのビリー・ビーンのお眼鏡にかなったのかな?と思ったり・・・・。
他のチームにとられせない為にビリー・ビーンはジャマをしたのかな?と思ったり・・・・・。
アスレチックスは、面白いチームであることはまちがいないのですがね。
私は金勘定抜きにして、ビリー・ビーンの元で活躍する岩隈を見てみたいなあ~と思ったりしていたので、
ちょっと残念ですわ」
というようなことを一年前に書いておりましたわ。
日本での公開は11月だそうですよ
http://www.moneyball.jp/
待ち遠しいなあ~~!!
多恵子