浅田真央選手とキム・ヨナ選手の一騎打ち、日本中が息を凝らして見つめました。
この2人の手に汗握る戦いを見終わって、私の印象はやはりSPの時と変らないものでした。
結局、軍配はキム選手にあがりました。
真央ちゃんとキム選手のスケートは全く異質なものだということを再確認した戦いでした。
キム・ヨナは最高に仕上げた完成度高いのスケート・ショーを繰り広げ、
浅田真央はより高い技術へのあくなき挑戦をするための演技に徹したアスリートの姿を見せてくれました。
トリプル・アクセルにこだわった真央ちゃんと4回転ジャンプにこだわった男子のプルシェンコがダブります。
今回はより無難にきれいに纏め上げた方に軍配はあがりました。
19歳というこの2人の戦いはまだまだ続いていくことになるでしょう。
同じ時代に真剣に戦い高めあえるライバルが存在しているということは、彼女たち、本当に幸せだなあと思います。
ドキハキでも今日はそういう話をさせていただきましたが、
人生は宝探しです。
嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと・・・・・・。本当に人生にはいろいろなことが起こります。
どんなことがあっても、それを宝物にするのは、自分自身の強い意志だと思います。
真央ちゃんをはじめ、バンクーバーで活躍した選手のみなさんの宝探しはこれからも続いていくことでしょう。
4年後のソチ大会でどんなスケートが見られるのか、今から本当に楽しみですね。
多恵子