北京オリンピック開会式!! | 土谷多恵子のRADIO DAYS

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業界歴ン十年の(笑)土谷多恵子が、目にし耳にした放送裏話や、古今東西洋邦問わず、音楽についてのウンチクをご披露します。ついでにABC「ドキハキ」のことも・・・・

「聖火台への点灯をする最終ランナーが誰なのか?」という興味を抱いて、開会式を最初から最後まで見ました。

結果、私の予想が大当たりでした。

NHKの実況のアナウンサーなども最終ランナーの情報は入ってないというアナウンスでしたが、会場に入った聖火のリレーに絶対登場するはずなのに、なかなか登場してこない、彼がきっと最終ランナーであろうと、リレーが進むにつれ確信したのです。

そう、「李寧」さんです。結果大当たりでした。

アナウンサーが「李寧さんです」と紹介される前に、私は叫んでました「やっぱり、李寧やあ!!」と。

谷村新司さんがゲストでしたが、彼自身は不勉強で知らないと正直に言ってましたが、私は「チンペイさん、本当に不勉強やなあ~!!」とちょっと不愉快でした。

体操の具志堅選手のライバルでしたよね。李寧と言う名前と顔は今でもはっきり覚えています。当時彼は本当に強かった!!金、金、金!!の選手。

今、彼はスポーツ用品のメーカーを経営する実業家として大成功しているのです。

あの空中で吊り上げられたまま走る姿をパフォーマンスするなんて、やっぱり元一流アスリートだからこそだとちょっと感心しました。あれはなかなか出来そうで出来ないことですよね。


さて、開会式を見てですが・・・・・・・


正直言ってちょっと疲れました。終わった時、もうクタクタでしたわ!!


いささかやり過ぎでは?と思いました。自慢、自慢の開会式でしたね。

「これでもか!これでもか!」と見せられて、お腹イッパイ状態。

あの華やかさの裏にあるものを我々は情報として当然知っています。

テレビに映る絢爛豪華な出し物とその裏側にある映像とがオーバーラップしてしまって・・・・・・・

あの華やかさに違和感を感じたのは私だけではないだろうなあ~と思っています。


総監督は「初恋のきた道」でチャン・ツィイーを世に出したチャン・イーモウ監督。そして、世界的に活躍するヴィジュアル・アーテイストの石岡瑛子さんも演出家の一人として、コスチューム・デザインで参加しているそうです。

石岡瑛子さんは1960年代から70年代にかけて話題になった広告をずいぶん手がけた方です。

資生堂時代はあの前田美波里さんを使ったCMが有名ですし、その後パルコの宣伝も素晴らしかったです。

現在はニューヨークを拠点に世界的に活躍されているそうですよ。


北京オリンピックはIOCの前会長サマランチの置き土産なんでしょうね。

開会式のロゲ会長の挨拶を聞いていて思ったのですが、次回から、ロゲ会長はサマランチとは違ったオリンピックをしていくでしょう。


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