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         東海道新幹線

この鉄道は日本国民の叡智と努力によって完成された


1964年10月1日、皆様ご存知の通りで東海道新幹線が開業しました。それから今年は60年、還暦となったわけです。今日も高頻度運転により、東京大阪間の大動脈の役割を担っています。



さて、過去記事を覚えていますでしょうか。私は京都で0系を買いました。今回はあれの続編です。



2024年6月。

大窓車の増結A 92874を買いました。傍から見れば中間車だけ買った不審者です。

そう、これを京都鉄道博物館セットに組み込んで、0系保存車を6両化して走るようにしてしまおうという話です。

このセットには25形+26形(在来線電車で言うモハユニット)と、普通席とビュフェの合造車35形(モハシ)、パンタ付一等車の16形(モロ)の4両が含まれます。
京都鉄道博物館セットには21-1、16-1、35-1、22-1が含まれます。
それらを組み替えてやります。



←新大阪        東京→

21-1+26-1(M)+35-2+16-1+25-2+22-1

細字…93186 京都鉄道博物館セット

太字…92874 大窓車初期型 増結A


単純に普通車ユニットを組み込むだけではなく、35形を差し替えています。本来の先行車である35-2の代わりにN2編成の35-1が保存されてしまったためです。

N2編成は両先頭車も保存されており、2本の初期編成が3両ずつ現存していることになります。


床下をすげ替えてM車の位置を変えたいのが本音ですが、限定品にあまり手を加えたくないのも事実です。

35-1と16-0が1両ずつ余ってしまいますが…これをなんとかしようとか考え出すと難しい問題になるので、やめます。


ということで全体像。12両の新幹線は私には長すぎますが、これくらいならギリギリ手に負えそうです。
思えば末期の西日本編成も6両でしたね。

仮にここから12両、16両を目指すとなると、必須となる15形が必ず基本セットに入っていて手に入れづらいのがネックです。


21-1


26-1


35-2


16-1


25-2


22-1

保存車にはサボが印刷されています。
編成番号が1972年以降のH1ですが、NもHも遠目で見れば似たものだと思います。


編成の変遷はこんな感じ。新製もしくは増結車を太字で示します。

計画時
1000形C編成 1011+1012+1013+1014+1015+1016

1964年3月 量産車の付番に変更
21-1+26-1+35-2+16-1+25-2+22-1

1964年7月 12両化 ※1966年12月よりひかり専用化
N1編成 21-1+26-1+25-9+26-209+35-9+26-210+15-5+16-1+35-2+26-10+25-2+22-1

N2編成 21-2+26-2+25-1+26-201+35-1+26-202+15-1+16-2+35-4+26-3+25-4+22-2


1970年5月 16両化

N1編成 21-1+26-1+25-9+26-209+35-9+26-210+25-701+26-701+15-5+16-1+35-2+26-10+25-501+26-702+25-2+22-1

N2編成 21-2+26-2+25-1+26-201+35-1+26-202+25-711+26-721+15-1+16-2+35-4+26-3+25-511+26-722+25-4+22-2


1972年4月 編成番号変更

N1→H1 組成変更なし

N2→H2 組成変更なし


1974年10月 食堂車連結 余剰車を新製編成に組込

H1編成 21-1+26-1+25-9+26-209+25-701+26-701+27-30+36-30+35-9+26-210+15-5+16-1+25-501+26-10+25-2+22-1

H60編成 21-107+26-533+25-636+26-897+25-807+26-898+27-31+36-31+35-2+26-702+15-60+16-107+25-637+26-534+25-638+22-107

H2編成 21-2+26-2+25-1+26-201+25-711+26-721+27-32+36-32+35-1+26-202+15-1+16-2+25-511+26-3+25-4+22-2

※35-4+26-722はH61編成へ


1977年度 いずれも廃車


1978年 静態保存開始

交通科学館→交通科学博物館→京都鉄道博物館

21-1+16-1+35-1+22-1

国鉄関西鉄道学園→JR西日本社員研修センター

21-2+22-2

※2008年に21-2のみ鉄道博物館に移設



ということでC編成を組んでみました。

1000形A編成とB編成はアリイから2025年頃再生産とのことで、楽しみにしております。(欲を言えば1年前にそれをやって、60周年に間に合わせていただきかったですが、出してもらえるだけ良いです。)


最後は東京駅で。この丸の内駅舎はプラレールなのですが、こう使っても良い雰囲気が出ます。
もっとも2012年の復原時の姿なので、0系とは合わないのですが。2014年にプラレールで丸の内駅舎と0系大窓車のセットがあったので、今更ツッコむ必要は無さそうです。