いつもありがとうございます。

前回の記事はお読みいただきましたでしょうか。まだの方はどうぞ前回記事へ。



さて、今回は種類の少ないNマスのために用意した車両たちです。



フライシュマン(ドイツ) ピッコロシリーズ

左:8365 緩急有蓋車 右:8203 無蓋車


まずはドイツから。フライシュマンのNゲージは縮尺はわかりませんが大柄で、TOMIXのトーマスシリーズに合います。


私がトーマスを入手するより前に銀座天賞堂<!>で購入、しばらくは日本型2軸貨車と共に使われていました。

ケースが無かったため今までは詳細不明でしたが、執筆中にGoogleレンズが威力を発揮したため判明しました。

ちなみに左の緩急車に近いものが日本にもあったそうです。甲府モデルにキットがあります。→フワ30000形


8243 40ft対応コンテナ車 コカコーラコンテナ


先日ご紹介した秩父のヲキ100とは正反対に、長い2軸貨車です。なんと単軸台車装備で、車輪が曲線に追従します。


8480 タンク車 Esso


過去のプラレールでもお馴染みのエッソです。



グラハム・ファリッシュ(現在のバックマンUK)

377-080 イギリス国鉄7型無蓋車


例の貨車の原型です。1/148と英国Nゲージの基本を示しています。

塩尻のカラマツトレインからやってきました。


なおバックマンUKとバックマントーマスブランドは異なるようです。日本でも手軽に手に入るようになると良いのですが。


7型同士の比較です。実車の正確な寸法がわからないため不正確ですが、TOMIXは1/120〜1/126になっています。


端梁間全長41.3mm  35.2mm

全幅           20.3mm  17.2mm

全高           21.5mm  17.5mm

車輪径         8   mm   6.4mm



さてさて、ここからは頂き物のコーナーです。


黎明期の鉄道がそうで、イギリスは未だそうかもしれないですが、貨車1両1両には貫通ブレーキが付いていません。従って列車は機関車の限られたブレーキで停まることを余儀なくされます。「貨車に押される」「貨車にいたずらされる」の由来ですね。

そのために最後部に連結されるのがブレーキ車です。(日本では車掌車、緩急車という表現になる)

しかし重要にもかかわらずTOMIXには製品がありません。

それに貨車も3形式しかないので当然足りないに決まっています。


ということで自作される方が結構いらっしゃいます。そしてなんと頂いてしまいました。


イギリス国鉄20tブレーキ車

製作:ネス様 Twitter: @ennsoku25


TwitterやYoutubeで主にNゲージでご活躍されています。とんでもなくクオリティが高く毎度驚かされています。

25ennsokuネスと申します。きかんしゃトーマスの1〜7期が好きです。Nゲージでソドー島完成を目指しています。I'm N scale Thomas modeller in Japan. Twitter: @ennsoku25ブログ: http://ennsoku2525.blog.fc2.comリンクyoutube.com


ちなみにこのブレーキ車、なんと大鐡まで出張しています。





グレート・ウェスタン鉄道 J28形長物車

製作:みっぽ様 Twitter: @littlewestern8


同じくTwitterやYoutubeでシリーズ、スケール問わずご活躍されています。紙でどんなものでも作ってしまいます。

みっぽ作ったり、描いたり、色々やってます。Twitter @littlewestern8リンクyoutube.com


グレート・ウェスタン鉄道 Mex B形8t家畜車

製作:みっぽ様


扉の色の違う2タイプです。

本編ではこのようにちょっとした差異のある車両がたくさん登場します。撮影用模型って何種類あるのでしょうね。


イギリス国鉄20tブレーキ車

製作:みっぽ様


やっぱり最後部には欲しい車両ですよね。

編成の長さにかかわらず連結します。機関車と2両だけのことも。


ジェームス機関室内プレート

製作:軌間9mmをこよなく愛して様

Twitter: @9mm_N_HOn

主に既存製品の改造をされている方です。


モーターの上の余白を上手く隠してくれます。


左から

1:一旦停車 ブレーキをかけよ

   第2期「かしゃにのりあげたパーシー」

2:危険 立入禁止

   第1期「トーマスとさかなつり」

3:列車は必ず毎日きれいに洗うこと

   第3期「どろんこゴードン」

4:運休中

   第3期「トーマスとバーティーのてだすけ」

5:危険 この先機関車通行禁止

   第1期「あなにおちたトーマス」


製作:軌間9mmをこよなく愛して様


本編に登場する様々な看板です。2枚目は機関車の周りに置くため数枚用意されています。


お三方とも大変ありがとうございます。頂いたものはこのように今も健在です。



さて、話は変わりますが長編第4作「伝説の英雄<ヒロ>」のラストシーンを覚えていますでしょうか。

日本へ帰るヒロに「いつかあなたのところに行きます」とトーマスは言いました。


では、トーマスには日本に行ってもらいましょうか。英国生まれの先輩後輩も多いのできっと馴染めるでしょう。


次回、「あの虹の向こうに、日本はあるんだ!」