Focus on Designers, and Photographers | ちゃっかりぺネロぺのブログ

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90年代以前のスパモや、往年の女優さん、はたまたお気に入りの男性まで、おもに美男美女でお送りしております。

フォーカス・オン・デザイナーズ・フォトグラファーズ。タイトルの通り、モデルではなくデザイナーやフォトグラファーたちに焦点を当てた記事です。モデルが写ってるのもありますけど、このカテゴリではおじさんたちが主役ですよ!(笑)

まず今回は、デザイナーやフォトグラファーたちのお顔を覚えてみましょう!うちのブログでも度々クレジットが載っている、偉大な方ばかりです。途中で軽くですが紹介をはさみます。フォトグラファーたちについては、一枚ずつ写真も交えていこうと思います。それでは参りましょっ!








Peter Lindbergh, Arthur Elgort & Patrick Demarchelier, NY 1989

まずはこちらの一枚。豪華ですね~!
左から、ピーター・リンドバーグ、アーサー・エルゴート、パトリック・デマルシェリエです。
個人的に、リンドバーグさんってパッと見ジャンニ・ヴェルサーチっぽいんですが、よく見たら全然違いますね。目がシュワちゃん。




最初に、ピーター・リンドバーグ(1944.11.23-)はドイツの世界的なフォトグラファー。
1990年代のスパモブームの火付け役であり、大胆にポーズを取らせるスタイルが特徴。写真活動の他にはミュージック・ビデオやテレビのCMの制作も手掛けています。
彼の写真といったらやっぱりモノクロがらしいですよね~!カジュアルでありながら、野暮ったくない洗練された印象を持ちます。
スパモ時代に活躍しただけあって、当時の有名なモノクロショットの多くに彼の作品があります。お正月にご紹介したスパモ五人衆のだってそうですしね!

う~ん、どの一枚を選ぼうか悩みましたねー。できたらこれまで載せてきたのじゃないのにしようと思って、そしたら「10 Women」の表紙のリンダとかすごくかっこいいけど候補から外れちゃいましてね。クリスティーの、口に手当てて笑ってるのにしようと思ったけど後で載せるの的にやめといて、でご紹介するリンドバーグの一枚はこちらの








けいともすです。
1994年のもの。
初期のけいともすは無垢な子供って感じが素敵です。私は正統派美人に憧れるので、そういう意味では好きじゃないですが、魅力的だと思います。売れっ子なのも分かります。
「ケイト・モス」って「」にアクセントくるじゃないですか。でも昔友人が「けいともす」って「け」から音をさげて「ビートルズ」みたいなアクセントで言ったんですね(笑)だから私もさっきからそのつもりで「けいともす」って打ってます(笑)







お次にアーサー・エルゴート(1940.6.8-)。
アメリカ生まれの彼は、主にヴォーグ誌などのファッション誌で活躍してきたフォトグラファーです。
写真家としての駆け出しはダンススクールでの撮影だったそうです。そこから独自の動きのあるスタイルを確立し、そのおかげで「ファッション写真の解放」と言われ70年代から80年代を代表する写真家として評価を得ています。
彼の有名な写真集は、美しいクリスティーが表紙を務めた94年の「モデルス・マニュアル」ですね!あの表紙は綺麗すぎますよね!
エルゴートの写真は、都会的な美しさがありますね~。そんなエルゴート氏の一枚は








確かエルゴート氏のお気に入りモデルのクリスティー。
この衣装すごく素敵!当たり前だけどクリスティーもめちゃ綺麗だし!







パトリック・デマルシェリエ(1943.8.21-)は、フランス生まれのトップ・カメラマン。
80年代に一度全盛期を経験した彼は、90年代に再び売れっ子フォトグラファーになります。
ハーパース・バザーのファッション・ページ以外にも、セレブリティからの撮影の依頼も殺到しました。例えばダイアナ妃とか、ジャネット・ジャクソンとか!あのジャネットが後ろから手ブラされてるやつ!
スパモ写真集ももちろん多くに手掛けていますよ。載せたことのあるやつだと、リンダとクリスティーが浜辺ではしゃいでるのとか、クリスティーがdisってる?と私の中で話題になったあの日本でのショットとか(笑)
彼の写真は、インパクトといいますか、存在感が強いですよね。そんな彼の、私が選んだ一枚は・・・








またしてもクリスティーです。
92年、イギリスVOGUEに掲載されたもの。後ろからでも美しいですよね・・・。
この大きなお花も綺麗。









次の豪華ショットはこちら。





Richard Avedon, Irving Penn & Helmut Newton, NY 1983

こ、これはもう・・・さっきの3ショットも大分すごかったですが、こっちはもう次元を超えた、もう年齢的にも巨匠の域の人達ですよ・・・!
左から、リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ヘルムート・ニュートン。
真ん中のペン氏なんて、92歳まで生きてらしたから、もう現人神のような人だったんですよね。




まず、リチャード・アヴェドン(1923.5.15-2004.10.1)。アメリカ出身、ユダヤ系ロシア人の伝説的なフォトグラファーです。
ヴォーグ誌やハーパース・バザー誌といったファッション誌のみならず、ポートレートの分野においても革新的なスタイルで後世に影響を与えました。
雑誌では、55年のドヴィマが象と写ってるのとか、65年のハーパースのジーンのショットとか。
広告ではやはりあの躍動感溢れるヴェルサーチとかね!
ポートレートにおいては、有名・無名問わず多くの人の表情を撮ってきました。ビートルズとかサイモン&ガーファンクルとか、マリリン・モンローとか、ナスターシャ・キンスキーがヘビと絡んでるやつとか・・・。
躍動感のある広告とか反対に、ポートレートではその人の「人間」を切り取ることにアプローチしていました。



そんなアヴェドンの一枚は、既記のドヴィマと象のショットです。







「Cirque d’Hiver(冬のサーカス)」と名付けられたこの作品。
DovimaがDiorをまとって像と一枚の写真に収まっているのが面白いですよねー!
なんかヘンな気分にさせられます。1955年8月のもの。







アーヴィング・ペン(1917.6.16-2009.10.7)。もはや仙人です。
彼もまたアメリカ出身で、ファッションだけでなくポートレートなどで斬新な撮影方法などで多大な影響を及ぼした、偉大なフォトグラファーです。
彼もまた有名人など写真を撮っています。写真を探しててビックリしたのがマイルス・デイヴィスの手のひらとか(笑)
被写体は人間に限らず、1980年には「Flowers」という花を扱った写真集を出しています。ロマンチック~♪
私、詳しいことは知らないんですが、アヴェドンが少々性格に難のある人物だったのに対して(笑)、ペンは穏やかでいい人だったそうですよ。
そんな彼の代表作の一つがこちら、







1947年にモデルたちを集めて撮影されたもの。
今見ると何の変哲もないように見えますが、実は当時をしては斬新だったんです!
まず大勢をこのように並べて撮ること自体なかったそうで、スタジオの中で幕を引いてそれをバックにすることも新しかったそう。







ヘルムート・ニュートン(1920.10.31-2004.1.23)は、リンゴの方のニュートンさんじゃないですよ。
ドイツ生まれで、60年代から70年代にかけて活躍したフォトグラファーです。71年に心臓発作を起こしますが、その後も精力的に活動していました。
70年代当初から、彼の写真にはエロチックなスタイルがベースとなっていました。当時から彼のそれは主流であり、心臓発作を経験したあと、心臓発作に負担がかからないよう自分の撮りたい写真を撮ろうと決めてから、さらに激しくなっていきました。「Big Nudes(ビッグ・ヌード)」シリーズや、「White Women」といった写真集は彼の代表作です。





Yves Saint Laurent ''Woman into Man'' Vogue 1979

これもセクシーなショットですが、まだ控えめな方ですよ。
普通にチ○ビとか写ってる写真が割と多めです彼は。
確かこの女性、ジア・キャランジだったかな?









Herb Ritts, Christy Turlington & Steven Meisel, NY 1989

うわっ!何やってんの!まああちらの世界では当たり前なんでしょうか・・・
真ん中で笑ってるクリスティー可愛い!
左から、ハーブ・リッツ、スティーブン・マイゼル。女々しく接吻なんかしてますけど、どちらも世界的なフォトグラファーです。




ハーブ・リッツ(1952.8.13-2002.12.26)はアメリカのフォトグラファー。
彼も肉体的な写真が多いかな。
クリスティーやシンディのでセクシーな写真もありますけど、ファッション誌以外で何が有名かっていうとやっぱマドンナの写真ですよね。やっぱ「TRUE BLUE」も貼りたいな~と思いましたがここはあえての





1989

「Like a Prayer」で。
マドンナ、いつもよりシンプルだけどオーラがすごくてかっこいいんですよねー!
確かこの年はマドンナが一番輝いてた年でしたっけ?







スティーブン・マイゼル(1954-)はアメリカのフォトグラファー。
マイゼルはクリスティー、リンダ、ナオミからなる「Trinity(トリニティ)」の名付け親であり、3人は彼のミューズでもあります。
やっぱ彼が撮りおろしたもので有名なのがマドンナのアノ写真集ですよね。あえて言いませんよ、タイトルが直球なんで。
マイゼルさんの写真は、ショッキングっていうか、カクカクした感じがします。あ、でも全部がってわけじゃないですよ。本人が言うように、グラマラスなものもありますし。
彼、頭になんか巻いて髪を伸ばしてますけど、いつもあんな感じなんですよ(笑)





Linda Evangelista Vogue Paris June 1989

リンダ。セミヌードなのに全然セクシーじゃないのが素敵!
まあわたし的にはセクシーな方がいいけど(笑)あ、別にヘンな意味じゃないですよ!









ここからはデザイナーシリーズ!タイトルと順番逆ですが(汗





Suzy Parker and Yves Saint Laurent, Harper’s Bazaar, March 1959
Photographre : Richard Avedon

アヴェドン撮影のスージー・パーカーとイブ・サン・ローラン。
イブさん細っ!若っ!いい意味でフニャっとしたショットですね。









New York, 1983

エッフェル塔?にキスするイブさん。
たぶんノリにのってた頃でしょうね・・・( ̄▽ ̄)









Yves Saint Laurent & Karl Lagerfeld

イブさんと・・・カールおじさーん!
カールおじさん(カール・ラガーフェルド)、グラサン取ったらこんなお顔なんですねー!










Helena Christensen, Karl Lagerfeld & Anna Wintout, Milan 1994

これは・・・!面白いショットですねー!
まず扇子を常時持参しているカールおじさんに、このおかっぱの女性は・・・アナ・ウィンターですよ!彼女はこのヘアスタイルとサングラスがトレードマークなわけですが、グラサン取ったら普通っぽくて安心しました(笑)

・・・と。こんなすごいメンツなのに顔色一つ変えず飲んでいるヘレナwww好きだよwww
ヘレナって絶対冷静ですよね、あたふたしたことないでしょ絶対(笑)










・・・いかがだったでしょうか。
思ったんですけど、やっぱり偉大な人って名前にも表れてるんですよね~。本名じゃない人もいろけど確か。
名前がかっこいいだけじゃなくて、作風に合ってるみたいな。
結構昔の人も多くの取り上げましたが、リッツ氏とかマイゼル氏はご存知の方多いと思います。マドンナづてに。

2004年には一気に二人、2009年にはペンさんが・・・とお年なのは仕方ないですが、世界は一気に偉人を失ってしまってたんですね・・・。ファッション業界もかつてとはもう違うということですかね・・・。










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