北朝鮮サポーター、十数年前の日朝戦赤Tシャツを引っ張り出し…応援席潜入ルポ  | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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↑Yahooニュースより(26日試合中止)


 

(引用元 夕刊フジより)

 

 

北朝鮮サポーター、十数年前の日朝戦赤Tシャツを引っ張り出し…物不足から涙ぐましい努力 サッカーW杯アジア予選、応援席潜入ルポ 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合前、声援を送る北朝鮮サポーター=21日、国立競技場

北朝鮮サポーターが詰めかけたアウェー席は完売。3000人以上が詰めかけて朝鮮語の応援歌を合唱し、一糸乱れぬ応援で5万6000人の日本サポーターに負けじと声を張り上げた。

 

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客席をチームカラーの真っ赤に染めたが、目を凝らすと物不足から涙ぐましい努力が。男性サポーターは「遠目には赤一色に見えるが、今回は朝鮮総連から赤いTシャツの一斉支給がなかった。みんな10年以上前の過去の日朝戦の時に作ったTシャツをタンスから引き出して着ていた」と内情を明かす。「朝鮮学校の子どもたちはその頃のTシャツなんて持ってない。だから、とりあえず無地の赤いTシャツを買ってきて、太いサインペンを使って『朝鮮』の文字と国旗を描いていた」。「USSR」と全く別の国名が記された赤いTシャツ姿も見られた。

 

客席に配られた応援グッズは「勝て 朝鮮」と朝鮮語で印刷されたビニール製の風船2個のみ。選手情報も唯一の在日選手、MF文仁柱(24)=J3岐阜=しかないため、会場アナウンスで名前が呼ばれて盛り上がったのも文となぜか長友のときだけだった。

 

それでも2月の女子日朝戦と同様、1階席前方に朝鮮学校や朝鮮大学の若い応援団が陣取り応援をリード。「攻撃戦だ」「行こう白頭山」といった無難でメジャーな〝NKポップ〟だけでなく、「愛そう わが祖国」「社会主義前進歌」といった「金正日将軍」など政治的なフレーズを含む歌も熱唱して選手を鼓舞した。健闘及ばず惜敗後にはサポーターたちは風船を割ってゴミ回収係に渡し、客席を綺麗にして帰って行った。 (金正太郎)