北朝鮮に行けないのはなぜ?日本→北朝鮮に入国“未承認”となった筆者…理由は | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

毎日ブログ更新して15年かっちんブログでは全国の朝鮮学校(ウリハッキョ)情報・サッカーの速報・全国の在日同胞達の熱い活動をもっと知ってもらいたいので最新情報をアップしております。青商会時代で培ったネットワークを使って全力で発信しております

 
 
朝鮮学校出身のミョンウが北朝鮮(共和国)に
 
 
行けないのはなぜなのか?
 
 
ぜひ行ってほしい
 
 
こちらの記事ご覧ください。
 

 

(引用元:ミョンウの記事より)
 

 

日本→北朝鮮に入国“未承認”となった筆者…理由は韓国籍だから?W杯予選“平壌決戦”の取材申請の舞台裏

 

 

 

 

↑Yahooニュースより

 

 

 日本サッカー協会(JFA)から1本のメールが届いた――。件名は「【Not approved】 DPRコリアへの渡航について」。内容は件名の通りで、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への入国が承認されなかった。つまり、取材の許可が下りなかったわけだが、その理由は明かされていない。

 筆者は3月26日に平壌の金日成競技場で行われるワールドカップ(W杯)アジア2次予選、北朝鮮代表対日本代表の取材を行うため、JFAを通して申請し、その後もやり取りを続けていた。

 平壌に入るには飛行機で中国を経由するため、中朝両国のビザ申請に必要な書類のほか、入国の際にもちこむ電子機器のリストなどそれこそ細かい書類の用意が必要だった。今回、北朝鮮入国が「未承認」になったのはそうした書類の不備が理由ではない。どう考えても「韓国」籍で韓国パスポートを所持しているという理由以外に、未承認の理由が見当たらないのだ。

日本国籍なら入国できたのかという疑問

 JFAに再度、確認したところ「(北朝鮮から)入国を許可されたメディアはあります。(現時点で)20人ほどが渡航します」との回答だった。具体的には28人が取材申請をして、そのうち6人が不許可となった。筆者はそのうちの1人だ。ちなみに産経新聞のほか韓国系、アメリカ系メディアも入国を断られている。

 平壌での試合がテレビ放映されないことを考えると日本メディアと記者が現地入りすることは貴重な機会でもあるが、長らくサッカー北朝鮮代表を追ってきた身としては、同じ土俵に立って取材ができないことほど、悔しいものはない。

 筆者が入国を断られた背景には、韓国を「第1の敵国。不変の主敵」とみなす北朝鮮の立場から、韓国籍と同国パスポートを所持する人物を入れるわけにはいかない、というのが透けて見える。「日本」国籍なら入国できたのだろうか、と考えたりもした。

北朝鮮入りする日本メディアは何を報じる?

 一つ言いたいのは、筆者は日本生まれの在日コリアンで、過去には北朝鮮へ数回の入国、現場でも取材実績もある。最後に入国した2017年11月の北朝鮮での平壌国際サッカー学校(アカデミー)の取材のときは、すぐにビザも取得できた。

 これまでもどこにも属さないフリーランスとして、特に「北朝鮮サッカー」に関しては、バランスよく独自視点での発信を心掛けてきたつもりだ。そうした実績を少しは評価してもらってもよかったのではないかという思いもある。仮に日本のメディアが北朝鮮に入ることができれば、試合内容をしっかりと報じる記事がある一方で、ネガティブな報道も飛び交うだろう。

 少し想像できてしまうのは「スタジアムの不気味な集団」「入国審査に数時間」「写真は一切撮れず」「24時間監視」など、言葉を選びながら「北朝鮮は恐ろしい国」であることを報じるメディアは少なからずあるはずだ。ある意味、刺激的な見出しや内容を一部の読者が期待して待っている部分もあると思う。

日常の平壌を見てみたかったが…

 だが、北朝鮮にも“人”が住んでいる。例えば街ゆく人がみんなスマホを片手に会話している様子、ホテルの食事やビールが意外にもおいしかったとか、ホテルからスタジアムに向かう道中に平壌市民が手を振ってくれるかもしれない。街中で子どもたちがサッカーボールを蹴るほのぼのとした姿が見られるかもしれない。

「たられば」の話ではあるが、筆者が現地に入ることができたならば、そうした“日常”も目にしたいと思っていたのだが、現地に入れないからには現場で何が起こっていたのかを確かめる手段がない。何度もいうが残念であり、悔しさが残るが、北朝鮮側が筆者ような「韓国籍」の在日コリアンに対して、現時点でどのようなスタンスを取るのかを知れたことは、一つの収穫としたい。

 まずは、今日が来日予定の北朝鮮代表の様子と21日の国立競技場での日朝戦を楽しみに待ちたい。

 

 

 

※ミョンウにはぜひ朝鮮に行ってほしい