(引用元:一目置かれる雑学@trivia_hourさんのツイッターより)
初めて知ったけど、花によって 終わりの言い方が違うらしい。
桜⇒散る
梅⇒こぼれる
椿⇒落ちる
朝顔⇒しぼむ
菊⇒舞う
牡丹⇒崩れる
日本語って本当に美しい!
世界でも類を見ないほど表現が多彩な日本語。
特に花にまつわる表現は、数え切れないほど存在します。
中でも、数多くの俳人や詩人がこぞって独自の表現を求めたのが「花の散り際」の表現ではないでしょうか。
【桜】⇒「散る」
「桜散る」という言葉があります。
普通に、花が散ってしまったという意味もありますが、特別な意味もあります。
・試験に落ちたとき
・願いが叶わなかったとき
このような時にも「桜散る」という表現を使いますよね。
【梅】⇒「こぼれる」
梅の花は背が低く、目の高さからポロポロと落ちていくことから「こぼれる」という表現になったそうです。
散りこぼれた梅の花。その様子を「零れ梅」と表現します。
【萩】⇒「こぼれる」
萩の終わりも「こぼれる」という表現を使います。草冠に秋と書いて萩。秋を代表する花です。
実は、「萩」という字は、日本で生まれた国字です。昔の人は「萩の花見」をしたそうですよ!
【椿】⇒「落ちる」
ツバキは花弁が個々に散るのではなく、萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちる花です。(花弁がばらばらに散る園芸品種もあります)
椿の花は「ぽとり」と落ちることから死を連想させるため、見舞いの時には贈ってはならないといわれますが、本来は「冬枯れしない艶やかな常緑樹」として、1年中美しい緑色をしています。
【朝顔】⇒「しぼむ」
朝顔は早いものは昼前で花が閉じることから「しぼむ」という表現になったそうです。
【牡丹】⇒「崩れる」
牡丹は花びらが1枚ずつ一気に散っていくことから「くずれる」という表現になったそうです。
【菊】⇒「舞う」
菊は枯れると花びらが残り、垂れていきます。
その垂れた花びらが風に吹かれてまるで踊っている様に見えることから「舞う」という表現になったそうです。
他にも、花が終わる時の表現は様々です。
薔薇⇒「枯れる」
紫陽花⇒「しおれる」
このような花の終わりの言い方は、歌からの由来とされているようです。
花の咲き終わりにも美しく表現される日本語。とても風情を感じますね!
個人的には、花は満開より散り際の方が、その魅力を十二分に発揮する気がします。
美しさと儚さは 常に隣り合わせ。命短い桜の花は、それを最も具現化していると思います。
※初めて知りました
勉強になりました
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