(引用元:大阪朝鮮中高級学校オモニ会フェイスブックより)
あんにょんはせよ。
本日火曜日行動500回記念ミニパレードが行われました。
午前中雨が降り、参加者がどれだけ集まるか心配しましたが、約300人の日本人支援者、韓国からの支援者、オモニ達、アボジ達が参加しました。
大阪城公園教育塔の前で行われた集会では
大阪朝鮮学園理事長、
大阪中高オモニ会会長、
無償化裁判弁護団丹羽団長、
우리학교와 아이들을 지키는 시민모임 손미희공동대표(ウリハッキョと子どもたちを守る市民の会 孫美姫共同代表)、
朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪 大村和子氏
による力強いアピールがありました。
その後、火曜日行動に参加されている方々に対する愛情と尊敬を込めて作られた詩-「ここに立つ」をハルモニ会の許玉汝氏が朗読されました。
集会最後には、
火曜日バンドの皆さんの力強い伴奏で、参加者全員で〝승리의 그날까지(勝利のその日まで)〟を歌いました。
集会後、大阪府庁周辺を
〝朝鮮学校を差別するな!〟
〝高校無償化を適用せよ!〟
〝補助金を復活せよ!〟と声を上げながらパレードしました。
10年、500回にも及ぶ火曜日行動。
雨の日も
風の日も
照りつける太陽の暑さにも負けずに、大阪府庁前に立ち続けた日本人支援者の方々、ハルモニ会の方々、ウリオモニ達、ウリ同胞達。
高校無償化が適用されるまで、
補助金が復活されるまで、
ウリハッキョに対する全ての差別が無くなるまで、ウリオモニ達もあきらめず、断念せず、放棄せずに一緒に闘っていこう!と決意を新たにしました。
■前回アップした記事■
(引用元:大阪朝鮮中高級学校オモニ会フェイスブックより)
火曜日行動500回とは感慨深いですね。
集会でのオモニ会長のアピール全文です。
(長文ですが、一読よろしくお願い致します)
あんにょんはしむにか。
大阪朝鮮中高級学校オモニ会会長梁淑子と申します。
私は今から12年前、
民主党政権下の2010年に、「高校無償化」制度が開始されると聞き、全国のオモニ達がものく喜んだのを鮮明に記憶しています。
なぜなら、それまでは学校教育法上の許可を取っているにしても、「各種学校」に過ぎないと言う事で、国からの公的支援の対象からウリハッキョがことごとく外されてきたからです。
喜びも束の間、日本政府は子供達には何の罪も無い拉致問題を理由に、ウリハッキョだけを「高校無償化」の対象から除外しました。
これと同時に大阪府は1974年から支給してきた補助金の、大阪市は1990年から支給してきた補助金の不交付を2010年3月に決定しました。
しかも、あまりにも屈辱的で弾圧的な「4要件」まで提示してきました。
ウリハッキョがなぜ日本に存在するのでしょうか?
正しい歴史認識無しにして、ウリハッキョの問題は語れません。
36年間に及ぶ過酷な日本の植民地支配によって強制連行、徴用が行われ、土地や生活手段を奪われた人々が生きる為に日本に渡って来ざるをえませんでした。
こうして日本に渡ってきた 1世達が祖国解放後、〝2度と植民地奴隷になるまい〟〝奪われ続けた言葉、名前、文化、歴史を取り戻そう〟〝自分達の子供を朝鮮人として立派に育てよう〟と始めたのが、民族教育であり、ウリハッキョなのです。
ウリハッキョが開校された直後からGHQと日本政府は、暴力的で野蛮的方法でウリハッキョを弾圧し、無くそうとしてきました。
1948年には4.24教育闘争があり、1949年には朝鮮学校閉鎖令まで公布されました。
GHQと日本政府は血眼になって、ウリハッキョを無くそうとしましたが、
今現在もウリハッキョで学ぶ学生がいて、民族教育が引き継がれているのを見れば、 1世達の闘いのありがたさが身に沁みます。
1965年の「朝鮮人としての民族性、または国民性を涵養(かんよう)することを目的とする朝鮮人学校は、我が国の社会にとって積極的意義を有するものとは認められない」という文部事務次官通達の思想が、現在のウリハッキョに対する差別と弾圧の根底にあります。
朝鮮人がウリハッキョに通って、朝鮮人として生きる事がそんなに悪い事なのでしょうか?
1965年から57年が経った今日でも日本政府のウリハッキョ、朝鮮人に対する差別的な態度に変化はありません。
私は去る12月2日のニュースを見てびっくりしました。
杉田総務大臣政務官が、「過去の自身の差別発言を撤回し、傷ついた方々に謝罪する」という内容のニュースでした。
杉田政務官は2017年のスイスジュネーブで行われた国連女性差別撤回委員会に参加した夜に、自身のブログでこのような内容をアップしていました。
「…国連の会議室ではチマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります。…
とにかく同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなるくらい気持ち悪く、国連を出る頃には身体に変調をきたすほどでした。」
あまりにもひどくないですか?!
このような思想の持ち主が総務大臣政務官として、現政権の中枢にいる限り、
ウリハッキョ、朝鮮人に対する差別やヘイトは無くならないと私は思っています。
しかし!
我々オモニ達は強いです!
差別には負けません。くじけません。
なぜならこのように、共に闘って下さる日本の方々、本国からの支援、韓国同胞からの支援、世界中にいる海外同胞からの支援があり、常に励ましてくれ、勇気を与えてくれるからです。
1世、2世が命をかけて建設し守ってくれたウリハッキョです。
そのウリハッキョとこども達を守る闘いを、3世、4世の我々オモニ達は持ち前の明るさと笑顔で、勝利のその日まで力強く展開していきます!
日本政府による真の植民地精算と心からのお詫び、
その結果としてのウリハッキョに対する差別政策の撤廃と、在日朝鮮人の奪われ続けている基本的人権が回復されるその日まで、我々オモニ達は皆さんと共に闘います!
こまっすむにだ!
いつもお疲れ様です。
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