前例がない朝鮮学校での社会教育実習(日本の大学生が朝鮮学校で教える様子) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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(引用元:東京第6初級ハッキョフェイスブックより)
 
 
1210FB【大東文化大学社会教育実習終了】
コマッスンミダ!
有賀ソンセンニム、田中ソンセンニム、若杉ソンセンニム!
 
 第6学校FB閲覧の皆様、アンニョンハセヨ!
 去る11月16日から11月30日の2週間にかけて、大東文化大学文学部-教育学科3年生の3名が、本校にて社会教育実習を行った。
 前例がない朝鮮学校での社会教育実習、全く新しいタイプの真の朝日友好親善事業とも感じる事ができた。
 在日民族教育と日本教育の未来を共に発展させるべく企画された、今回の異例、奇抜、斬新とも言える社会教育実習。
 3名とも、日本生まれの日本育ち。生粋な日本人学生である。
 
 
 
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 実習生たちは、ウリハッキョの存在は知っていたが、どんな学校でどんな子供たちが通っているのかもほとんど知らず、とりわけ言葉の壁もある朝鮮学校で、初めての教員活動という事で緊張感MAX。
 しかもマスコミによる昨今の緊迫した情勢。
 実習生たちはルーツも異なるウリハッセン達に、「ソンセンニム」と呼ばれながら、お昼には教室で昼食をとり、休み時間には一緒に遊びながら、互いの距離をどんどん縮め、気づいたら初期の緊張が嘘のように、ウリ学生達とたくさん打ち解けていった。
 地域同胞の焼肉屋でごちそうになり、学校を共に守っている保護者や理事からの貴重なお話も聞き、視野を広める事もできた。
 実習生たちはこの期間、授業や学生指導を積極的に行った。
 授業準備過程でたくさんの指導を受けながら、学生たちの水準に合わせた、楽しく学べる授業を心掛けて、熱心に準備をした。
 初めての45分授業、実際に学生達の前で授業をするのでとても緊張していたが、回数を重ねるごとに堂々と一人一人の顔を見ながら、余裕を持って授業を行えるようになり、生活指導にも一緒に参加し、現場の教員さながらの姿が垣間見えた。
 実習期間ウリハッセン達は、実習生たちに競うようにウリマルを教え、普段触れることのない、コマや百人一首などの日本の遊びを実習生から教わり、異文化交流の貴重な体験もできた。
 今でも四年生の教室では、コマ回しが流行っているほどだ。
 共に絆を深めた二週間はあっという間に過ぎ、最後の歓送会では涙の中、別れを惜しんだ。
 今回、社会教育実習に参加した3名の実習生たちは、口をそろえて「ウリハッキョで学んだことをこれからの大学生活に活かし、立派な教員になれるよう頑張ります!」と目をキラキラ輝かせながら決意を述べた。
 3名の大学生にとっても、第6学校学生、教職員にとっても貴重な体験の2週間となった。
 
 
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 有賀ソンセンニム、田中ソンセンニム、若杉ソンセンニム。
 君たちは、学生達にとって永遠の「ソンセンニム」です。
 これからも自分の夢に向かって、しっかり走り続けなさい。
 そして、立派な教員になれると信じています。
 素晴らしくなくてもいい、子供たちに正面から、そっと寄り添える、そんな先生になってほしい。
 朝鮮学校を実習先に選んでくれた、3名の若者に敬意を表しながら、心よりエールを送る。
 いつでも気軽に第六ハッキョに訪ねてきなさい。
 実習期間、お疲れ様でした。
 そしてコマッスンミダ!
 

 

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とても素晴らしい取り組みですねー
 
 
全国に広がってほしいですねー