公益財団法人「在日朝鮮学生支援会」の第2回 舜榮留学奨学金の授与式の様子 | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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(引用元:公益財団法人 在日朝鮮学生支援会フェイスブックより)

 
 
 

公益財団法人「在日朝鮮学生支援会」の第2回 舜榮留学奨学金※の授与式が、9月2日、愛知県内で行われた。授与式には支援会の朴京子代表理事、同留学奨学金の創設者である鄭  禧昇氏(朝大第1~第3期卒業生「草創会」会長、)、朝大洪南基理事長、同奨学生に選ばれた朝大研究院に在籍し、現在、ベルギー王国ブリュッセル王立音楽院大学院で学ぶ趙敏恵さん(28)らが参加した

同奨学金制度は国際的に活躍することを志す在日コリアン学生に対して、海外の大学院への留学を支援することを目的としている。昨年度は英国の大学院に留学した学生1人に200万円を支給。今年度からは対象者が2人に拡大された。

授与式であいさつに立った朴京子代表理事は「在日一世の鄭舜榮氏は(1900~83年)、愛知の地で朝鮮学校を築き、守り発展させるために全身全霊を捧げた方であり、その背を見て育った会長は遺志を受け継ぎ、在日3、4世らが世界に羽ばたく人材に育つようこの奨学金制度を創設された。奨学金という大きな翼を得た趙さんがこれからも精進して夢に向かってひたむきに歩んでほしい」と語り、目録を渡した。

鄭会長は、「海外で学ぶうえで困難なことも多いだろうが、信念を持ち、初心を貫いてほしい。民族と同胞社会を愛し、尽くそうする気持ち以上に貴いものはない。民族教育で培った感性や気概を発揮し、音楽を通じて世界の人々を幸せにしてくれることを願っている」とエールを送った。

洪理事長は「趙さんがフランスやベルギーの大学で6年以上も留学し学んでいることは素晴らしい。豊かな体験とチャレンジ精神は将来、大きな実を結ぶに違いない。人生において無駄なことは何一つない。音楽家として世界の舞台で活躍し、後輩たちの道標になってほしい」と励ました。

趙さんは、海外で音楽を学ぶのは苦労もあるが、それ以上に多様な国々の仲間とのふれあいや先生方に指導を受け、刺激を受けることが多いと述べ、「留学を継続するうえで頂いた奨学金が大きな支えとなった」と謝意を表し、今後も様々な演奏会や国際舞台で輝けるように精進したいと語った。

また、授与式には地元から黄元圭元青商会中央会長も姿を見せ、趙さんを祝福した。

※ 舜榮留学奨学金の他に、2022年度からコリアン大学生8人(一人当たり24万円支給)を支援する「舜榮奨学金」が創設された。また、来年度からは日本の理数系大学院に在籍する学生たちへの支援も検討中である。

 

 

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