(引用元:ガイナーレ鳥取@gainareofficialツイッターより)
土曜日対富山戦3対0で勝利
プロ初のフル出場
↑サッカーマガジン記事より
【鳥取】文仁柱がプロ初のフル出場、足がつっても「本能で体が動いた」気迫のヘッドで2試合連続アシスト
ガイナーレ鳥取MF文仁柱が、本来とは違うポジションでプロ初のフル出場を果たした。前節から左サイドバックで先発しており、今節は終盤に足がつったものの、ダメ押し点に導く気迫のプレーを見せ、2試合連続のアシストで勝利に貢献した。
27日の第22節・カターレ富山戦も左サイドバックでの先発出場となったが、「試合が始まる前は『自分のところで(相手の守備が)ハマったらどうしよう』といった不安があった」という。だがDF石井光輝など周囲のサポートを受け、「自分は大卒1年目だし、一所懸命やるだけ」との思いで相手に立ち向かった。
10分にはMF妹尾直哉がボールを持った際に左サイドを走り抜けて相手の注意を引きつけ、ミドルシュートでの先制点につなげた。2-0で迎えた試合終盤に足がつり、すでに交代枠も使い切っていたため前線に残ってプレーしたが、90+1分に味方のクリアを追い、ルーズボールの競り合いに頭から飛び込んでFW石川大地にパス。石川がダメ押しの3点目を決め、2試合連続のアシストとなった。
プロ初のフル出場を果たしたが、足がつったために「まだ90分間走れる体力がない。最後まで走り切れる走力を身につけるために、今後また頑張っていきます」と反省点を口に。それでも「最後に頭を出したのは、本能で体が動いた感じ」と振り返るアシストで勝利に貢献し、金鍾成監督も「あの球際で頭から入り込める。チームにとってすごく大事なワンプレーだった」と評価した。
鳥取は今季2度目の連勝を飾り、9月3日の次節・SC相模原戦で今季初の3連勝を目指す。文仁柱は「今日は前半にもっと得点できたと思うので、さらにクオリティーを上げることが必要。守備は今日以上に最後まで全員がハードワークして、無失点で終われるように頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。
現地取材・写真◎石倉利英
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