(引用元:朝日新聞より)
[朝日新聞]合同イレブン、異文化を超えて さいたまの中学と朝鮮学校、人数不足で
「結成当初は手探りだった。埼玉朝鮮の郭峻宇(カクチュヌ)教諭(28)は「打ち解けたころには、大会が終わっていた」。大宮南の子どもたちは、初めて触れる人も多いという朝鮮名を覚えるところから始まる。
埼玉朝鮮の子どもたちは、学校では朝鮮語でやり取りをしているところを日本語に変える。互いに慣れない環境でプレーやチームワークを作り上げるのは難しく、試合も勝てなかった。
でも、大会後も子どもたちは別のサッカー大会で再会するなど、つながりを保っていった。年々、互いの意思疎通が深まると、試合でも勝てるようになっていった。」
「大会を終えて、郭教諭は子どもたちに語りかけた。「最初は遠慮がちだったけど、今は思ったことを言い合える同じ一つのチームになれた。自チームでもっと強くなって、また会いましょう」。大宮南の加藤優志教諭(35)も「この経験をサッカーのみならず、生かしていってほしい」と語った。」
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