Jリーガー韓勇太 112 (強力な味方と一緒に取り組む「夢を叶えるため」のトレーニング) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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Jリーガー韓勇太 111 (結果は?ヨンテ先発!天皇杯3回戦 J1対清水エスパルス戦)

 

↑(1~111はこちら)

 

 

 

韓勇太選手(東京第1→東京朝鮮→朝鮮大学)

 

 

 

 

(引用元:BASE FOOD MAGAZINEより)

 

 

強力な味方と一緒に取り組む「夢を叶えるため」のトレーニングと食生活〜サッカー・韓 勇太さん〜

 
 
 

 

 
 
 
 

2019年にサッカー・Jリーグでプロデビューし、松本山雅FC、鹿児島ユナイテッドFC、栃木FCなどで活躍後、2021年2月にいわてグルージャ盛岡へ移籍した韓 勇太(ハン・ヨンテ)選手。

絶対に叶えたい目標に向けて、地道なトレーニングや食生活の改善に取り組む韓さん。彼の取り組む肉体改造の内容や、食事改善について伺いました。

ただ歩くだけ。地道なトレーニングで得た新たな可能性

ー韓さんはいつからサッカーを始めたのですか?

韓さん 4、5歳頃だったと思います。2歳上の兄に影響されて一緒に始めました。当時はブラジル代表のロナウジーニョ選手に、とにかく憧れていましたね。僕は現在フォワード(FW)のポジションなんですが、そのきっかけも兄でした。

僕は当時、ボランチという中盤のポジションにいましたが、監督から「(FWだった)兄のような選手を目指せ!」と言われて。父もFWのポジションが大好きでした。周りの声でポジションを移りましたが、僕自身もすぐ、FWのプレーが好きになりました。

球際でボールを競り合ってゴールを狙うという、ゴール前の嗅覚や貪欲さが僕の持ち味なんですが、それもFWというポジションに合っている気がします

ーゴール前の競り合いでは、相手選手に当たり負けしない身体の強さも必要だと思います。普段どんなトレーニングをしているのですか?

韓さん 中学3年から筋トレを始めました。父が格闘家で、僕も強くなりたいという思いが強かったので。高校3年まで父にトレーニングを教えてもらい、大学からはパーソナルトレーナーの方に付いてもらい、今も続けています。

身体の専門家のアドバイスでトレーニングをしていると、自分では見えなかった弱点に気づけます。日々コンディションは変化するので、身体と向き合いながら何をすればいいか考えて、トレーニングに取り組んでいます。

ー中学3年からトレーニングを始めたというのは、かなり早いタイミングだと思います。周りの選手も、同じタイミングでトレーニングをしていましたか?

韓さん いえ、やっていませんでした。サッカーは身体能力、技術、メンタルと様々な要素が必要ですが、筋トレに関しては「やらない」という人と「絶対必要」という人と、意見がまっぷたつになることが多いんです。

僕自身は、サッカーとトレーニングを区切るのではなく、「サッカーをしながら技術を磨いて、筋トレをしながら身体の強度を高める」と考えています。現代サッカーはトレンドが次々と変化しているんですが、それでもベースとなる身体を作るためのトレーニングは、非常に重要だと思っています。

ー最近のトレーニングで、特に意識していることはありますか?

韓さん 実は最近、トレーニング種目をガラリと変えています。以前は大きい筋肉を鍛えることに注力していましたが、今は「動かしたい方向へ、最小限の力で最大のパワーを発揮する」という点を意識しています

トレーニングの内容も、いわゆるBIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)と比べるとかなり地味です。例えば横に移動するサイドステップという動作の練習では、お尻にある「中殿筋」という筋肉がしっかり動いていることが重要です。

まずは、この筋肉の力の入れ方を学びます。もしもうまくいかない場合、足首の硬さが原因のひとつにあるので、足首の可動性を高めるトレーニングをしてからサイドステップをしてみるとか。決まったアプローチではなく、その時々のコンディションでやることは変わります

チューブを両ひざに巻いて、チューブの反発でお尻まわりの筋肉の使い方を学んだりもします。そのあと、チューブという負荷がなくても、お尻の筋肉を使う感覚を養うトレーニングをします。やっている最中は「これ、本当に意味があるの?」と思いがちなんですが、翌日ちゃんと、お尻周りの筋肉が筋肉痛になっているんです。

あるときは、「ただ歩く」という動作を繰り返し練習しました。トレーナーさんから「10m歩いて帰ってきて」と言われ、その様子を動画に撮ってもらいます。

それを観ながら、「ほら、ここで膝を曲げるとき、脚が外旋(外側に回る)しているのが分かる?これが膝を故障してしまう原因だよ」と言われて。その癖を矯正するためのトレーニングも行いました。

ーまさに、身体を土台から作り直していくイメージですね。

 

 

 

 

 

 
 

 

 

ヨンテかんばれー