給付金支給、朝鮮大排除に抗議
線引き基準おかしいと学生
(引用元 共同通信より)
政府が新型コロナウイルスの影響で困窮する学生に最大で20万円を支給する「学生支援緊急給付金」制度の対象から在日朝鮮人の民族教育機関である朝鮮大学校(東京都小平市)の学生を除外した問題で、政治的排除だとして批判する全国の大学教授らの代表が11月30日、東京都内で抗議の声明文を文部科学省の担当者に手渡した。
声明には709人が賛同。朝鮮大4年の女子学生は「文科省の担当者は以前、制度の線引きの“外”に私たちがいると表現した。困窮度合いが線引きの基準であるべきだ」と訴えた。
これに対し同省担当課長は「差別や排除(する)という立場で制度を作っていない」と説明した。