東京朝鮮高校サッカー部
選手権予選１回戦詳しい試合結果
10月10日、 第99回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選2次予選が開幕。2次予選Aブロック1回戦東京朝鮮中高級学校対武蔵のカードは東京朝鮮中高級学校が圧巻の9得点で勝利し、2回戦進出を決めた。【フォトギャラリー】2次TAブロック1回戦 東京朝鮮中高級学校 開始から東京朝鮮中高級学校が思い切りの良い攻撃で相手を押し込んでいく。後ろは3番チョリョンシム・4番オヒョングンが跳ね返し、8番カンチフンが身体の強さを活かし中盤のデュエルを制していく。7番ぺビョンチョルが前線からプレスと裏抜けを精力的に繰り返し、10番キムヒョンゴンは前線でドリブルを仕掛ける。 武蔵はDFラインでキャプテン14番井口颯人が奮闘し、8番太田慎一が右サイドを駆け上がる。7番浜野和輝がキープ力と視野の広さを活かしスルーパスを狙い、9番吉松拓哉がアジリティの高さを活かして前線を動き回り、18番石塚響はバランスよく足元と裏抜けを使い分ける。 開始早々試合は動く。前半5分、東京朝鮮中高級学校7番ぺビョンチョルが裏への抜け出しからループシュートで華麗にキーパーの頭上を射抜くとこれがゴールネットを揺らし、幸先良いスタートを切る。続けて前半8分、東京朝鮮中高級学校5番クソンハッがミドルシュートを放つとゴール右上角に突き刺さるスーパーゴール。更には前半19分、東京朝鮮中高級学校5番クソンハッによる右サイドからのクロスに4番オヒョングンがファーサイドで豪快にヘディングで押し込み3-0とリードを広げる。 畳み掛ける東京朝鮮中高級学校は前半29分、10番キムビョンゴンが相手のDFラインの隙をつきボールを奪いフリーの11番ソヨンホにボールが渡るときっちり押し込み4点目をゲット。更には前半中に11番ソヨンホがレーザービームのようなシュートを決めて5点目、ここで前半終了となる。 後半も途中出場14番チョンアヒョンの2得点を含め得点を重ねる東京朝鮮中高級学校。武蔵も13番古野健一や11番岡部惇貴などが攻撃に活路を見出そうとするも得点には結びつけられない。 その後も得点した東京朝鮮中高級学校が4点を追加しトータルスコア9-0で試合は終了。 勝利した東京朝鮮中高級学校はAブロック1回戦を突破し、2回戦で都立東大和と戦う。(文・写真＝編集部)
2020 高校サッカー選手権大会
東京予選・決勝T2回戦
■A
國學院久我山 vs 都東大和南
東京成徳 vs 国士舘
修徳 vs 都狛江
東京農大一 vs 関東一
東京朝鮮 vs 都東大和
早稲田実 vs 駒澤大高
日大豊山 vs 都国分寺
淑徳巣鴨 vs 明中八王子
10/18(日) 二回戦
東大和 9:30〜
※イギョラ東京朝鮮高校サッカー部