(引用元:ミョンウの記事より https://news.yahoo.co.jp/byline/kimmyungwook/20200917-00198615/) ※写真 放出されたハン・グァンソン(アル・ドゥハイルの公式インスタグラムより)
欧州や中東クラブから北朝鮮のサッカー選手はなぜ消えたのか。日本ではあり得ない衝撃の理由
一体どこへ行ったというのだろうか――。
今年1月に、セリエAのユベントスからカタールのアル・ドゥハイルに移籍し、貴重な戦力としてプレーしていた北朝鮮代表FWハン・グァンソン。
アル・ドゥハイルといえば、かつて日本代表MF中島翔哉もプレーしていたカタールの強豪クラブで、昨シーズン(2019-20)も7度目のリーグ制覇を果たしたばかり。そんなチームでハンは、合流間もなくして、チームの得点源となり優勝に貢献していた。
もちろん今季(2020‐21)もスタートしたばかりのリーグに出場していると思っていた。しかし、クラブの公式サイトやインスタグラムを確認したところ、ハンの名前と写真がないのだ。
昨季の活躍からして、クラブがいきなり放出するのはおかしい。そもそも、ハンの契約は2024年6月30日まで残っていた。なのに新シーズンに登録された30人のメンバーの中に名前と写真がないのは、他に理由があるに違いないと思った。
周辺事情に詳しい人物に聞くと、おおよその見当がついた。
それは移籍金や年俸の交渉のもつれのような選手の実力とは関係がないことだった。クラブ側はやむなくハンを放出せざるを得なかったようで、その理由は・・・