日本政府、新平壌(ピョンヤン)宣言を打診! 共和国(北朝鮮)からの反応は? | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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(2002年9月、平壌宣言の署名を終え、握手する小泉首相(左)と金正日総書記=平壌の百花園迎賓館(共同))
 
 
 
 
 
 
 
 

 安倍晋三首相が昨年5月、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との「前提条件のない首脳会談」を呼び掛けた際に、2002年の日朝平壌宣言をもとに新たな日朝首脳間の宣言をつくることを検討することも可能だと打診していたことが16日までに分かった。複数の日朝関係筋が明らかにした。

【構図】対北朝鮮 機密情報共有の枠組み8カ国

 打診では、「お互いの国の指導者が交代しており、いつまでも小泉純一郎首相と金正日総書記の名義による宣言に基づくのではなく、新時代にふさわしいものにしよう」と宣言の署名の名義を変更する必要性を訴えたという。この打診に対する北朝鮮からの反応は伝えられていない。

 

 

立岩陽一郎さんのコメントはこちら

 

 

「インファクト」編集長オーサー

この報道が仮に正しかったとして、安倍政権の北朝鮮分析に危うさを感じます。

北朝鮮のどこに行っても、金正恩委員長の肖像画は掲げられていません。掲げられているのは金日成主席と金正日総書記の肖像画です。

また、この年(2019年)の年頭に行われた施政演説(最高人民会議第14期第一回会議での施政演説)でも、金日成、金正日の両氏の教えを徹底するとされています。加えて、私が会った北朝鮮政府の対日政策担当者は、「先ずは平壌宣言に戻るべき」と話しています。

金正恩体制はある程度盤石かと思われますが、それでも、金正恩委員長が表に出てという形はそう簡単では無いでしょう。

そうした部分を考慮していない様な提案を平気で投げていたとなると、安倍政権は日朝対話に本気でないと見られていたかもしれません。