朝鮮新報1/15付
山田洋次監督、独占インタビュー
[朝鮮新報]〈友好への種を撒こう 1〉映画監督/山田洋次さん
(ユソッ校長ソンセンニンのツイッターより)
朝鮮新報1/15付
山田洋次監督、独占インタビュー
「今の日本と朝鮮半島との間で起こる問題を聞くたびに思うのは、戦前の日本人がどれほど朝鮮人を差別してきたかということ。戦前の日本を知ってるいる僕らの世代は、それをよく知っています。」
「今の政治家はほとんど戦前を知りません。自民党の長老たちだって、戦前を知ってる人たちは戦争を反対していたし、在日に対する差別についても良くないことだとはっきり認識していました。今はそれを知らない人が増えてるんじゃないでしょうか。」
映画監督の山田洋次さんのインタビューが朝鮮新報に掲載されました。
是非、お読みください。
[朝鮮新報]〈友好への種を撒こう 1〉映画監督/山田洋次さん
「例えば、ぼくの小学校時代、学校や家の便所に溜まった排泄物を汲み取りに来る「おわいくみ」と呼ばれる人たちは大体、在日でした。こんなことを言うのはとても恥ずかしくて辛いのだけど、その人たちに対してぼくたち少年は心ない悪口を言ってからかった。そういったことについては、繰り返して謝罪し続けなければいけないと思います。そんな目にあった人が、どんなに嫌だったか、どんなに悔しかったか、どれほど腹が立ったかということを考えると。」
「今の政治家はほとんど戦前を知りません。自民党の長老たちだって、戦前を知っている人たちは戦争に反対していたし、在日に対する差別についても良くないことだとはっきり認識していました。今はそれを知らない人が増えているんじゃないでしょうか。だけど朝鮮半島の人たちは、北も南もみんな学校の歴史で学んでいます。そこで学ばない日本の若者とズレが出てきていると思います。」
「朝鮮学校で学ぶのが良いのか、日本の教育を受けるのが良いのかは在日朝鮮人が考える問題で、それを決めるのは日本の側じゃなくて在日の人たちであるはずです。だとすれば「幼保無償化」というのは、同じように扱うべきですね。」
[朝鮮新報]〈友好への種を撒こう 1〉映画監督/山田洋次さん
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