（OkChu Chong さんのフェイスブックより）
前川喜平さん講演会@東京朝高2019.12.21
「民族教育と他文化共生社会の未来」
「日本で生まれ育ちながら自己のアイデンティティを大切にしている君たちは、これから日本が目指すべき多文化共生社会のモデルであり、東アジアの平和な社会づくりの希望である」との講演は、傷ついた子どもたちの心に優しく響いたことでしょう。
「自分は過去の官僚だから過去完了🤣」というオヤジギャグは少々スベり気味でしたが（笑）、子どもたちに元気を与える素敵な講演をありがとうございました😊
ある学生からは「親や先生たちからいつもアイデンティティや多文化共生について聞いてきたけど、違う視点からの話ですごく新鮮だったし、こんな角度から味方をしてくれる人もいるんだと新しかったし勉強になった。」と感想が届きました。
終了後、保護者有志らと十条名物「からし焼き」ランチ🍻
お店のお客さんからも「応援しています📣」と声をかけられて大人気の前川さんは、気さくで楽しい方でした。
まだまだ学ぶこと、やることがたくさんある。
あらためてそう感じた1日でした。
林 有春、金星樹、YangSoon Kim,鄭 光喆 (Kwangchul Joung),高容順オンニ他のみなさま、コマッスミダ😊
詳細は参加してくれたオモニからの感想をシェアします↓
前川喜平さん講演会 in 東京朝高✨
3回目となる、前川さんの講演を聞きに行きました。今回は、東京朝高の学生達の前で、夏に無償化判決が出た後の講演と言う事もあり、どのようなお話になるのか、とても興味があり情報知り、図々しく押しかけました。
講壇に立たれると、アンニョンハシンミカ！元文科省事務次官の…と自己紹介をすると、最近は、この事務次官と言う言葉を良く耳にしますね！と注意をひき、総務省事務次官、元農水省事務次官…と並べながら、所謂、元官僚です…仕事の職種から言うと余り幸せでは、ないと冗談混じりの口調から学生達に話しを始められた所がすごく印象的でした。
今回テーマが2つ🍀
まずは、民族教育の重要性
そして、多文化共生の重要性
学生達に向かってアイデンティティーは正しく自分らしく生きる事、また尊厳を持ち自分自身を作り上げていく事だという事、在日コリアンとしてのアイデンティティーの学びの場所としては、日本社会において朝鮮学校しかない、複数の文化をまたがったダブルアイデンティティーの所有者である、朝高生の存在価値を強く語っておられました。その上で朝鮮学校の高校無償化、幼保無償化除外は、差別であり今現在の政権を交代させないと駄目だという日本社会の危機感、役人の上には政治家がいて、当時自身が携わった朝鮮学校無償化が実現に至らなかった悔しさ葛藤を全ての学生達の前で語られた場面は、グッとくるものがありました。
その後、明治維新から、愛知トリエンナーレまでに至る日本の歴史の話、持論である日本民族1000年後滅亡説の語りでは学生達から笑いも飛び出しました。
多文化共生のくだりでは、
日本における在日外国人の先駆け的存在であると言う事、先週川崎市でヘイト禁止による刑事罰条例が制定した事を称賛しながら、こうして社会や歴史は、後退を繰り返しながらでも必ず前に進んでいる。この先、日本と朝鮮の国交正常化が実現し、君達の祖国も必ず統一し、近い将来には共和国からも日本に留学生が来る日が訪れるだろう、その時は、朝鮮学校の皆さんがいるから大丈夫だと言う時代は必ず来る！未来を信じ理想を持ち続ける人達の努力が歴史実現して行くと言う事を忘れないでほしい！最後に、朝鮮学校は素晴らしい学校、この場で自分を信じ自身を確かめ、自信を持って自分探しをして下さいとの言葉に学生達は、どんなに大きな勇気を得ただろう！
この間、同じような話や言葉を沢山聞いて来たはずだ！ただ、いくら同じ事でも、学校と言う場で日本国で元官僚として生きてこられた方が放つ力強いメッセージを聞いた多くの学生達が、また新たな強い衝撃や思いを受け止めただろうと考えると、子を育てる親としてはとても感慨深い物があり、有り難い気持ちになった。
その後…前川さん、そして日朝友好の架け橋として2度も訪朝を果たした大学生の宮内大河君も交えての、からし焼きランチ会は多分…
一生の思い出に残るぐらい、貴重なお話と楽しい場になりました🎶
まだまだ、知らない事や学ばければならない事が沢山あるんだと、再確認した1日でした。✨✨
2019年も沢山の後悔や、思い出と共にそろそろ締めくくりに近づいています。来年2020年はいよいよ半世紀、50歳になります。まだまだ頑張らないと💪と、自分で自分に言い聞かせながら頑張ります🍀🍀
※お疲れ様でした。